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zoom RSS 『明日の記憶』とつきあう

<<   作成日時 : 2006/06/03 23:30   >>

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画像アルツ ハイマーという病を取り巻く現実が、こんな甘いもので済まないだろうことは想像できる。
けれど、そう!これは、"Positive Thinking"の大切さを伝えようとする「映画」だ。
人という生き物の「愛」「信頼」という「絆」と、「生きる」本質を見つめようと試みる中で、それは、形づくられてゆく。

渡辺謙が再三、インタビューで「(自分が)この病気になったらどうします?」のような質問が、一番嫌だと言っていた意味が、見終わった後、良くわかる気がする。

また、一昔前の王子様(笑)ミッチーこと及川光博、そして、ここ数年目が離せない香川照之の、それぞれの決め「台詞」。これを聞けただけでも、
私には、充分に、この映画を見る価値があった。(かっこ悪いけれど、涙は抑えきれず‥)
ほか、意外と、若手の脇役陣たちが、い〜味付けしてた。(最近、水川あさみに注目していたりする)

CMとは両刃の剣で‥色々な情報を併せて、すっかりストーリーが読めた気になっていたのだけれど、コマ切れでは到底得られない感動が、確かに、映画館を満たしていた。

---ただ、普段TVを囲み「ながら」に慣れすぎて、公の場で観賞することを知らない人達、特に私の隣に居合わせた夫婦には、真面目にレッドカード出そうかと思った。エンドロールに、大声でしゃべったり、遠慮の欠片もなく鼻かむなよー!---


*- 2006.5.14筆 -*

久々に「ほぼ日」サイトに出掛けて見つけてしまった。とても素敵な「メール交換」、そして、それをずっと知らずに過ごしてしまった自分のロス。
「言い出しっぺ」の渡辺謙糸井重里の心あたたまるメール交換、さらには妻である樋口可南子へのインタビューまで盛りだくさん!
映画の話はさて置き…少し手を休めて、彼らの話を味わってみませんか?

ほぼ日刊イトイ新聞『明日の記憶』とつきあうで、カレンダーの日をクリック!


---最初にじんわり来てしまった手紙から抜粋---

Date: 2006/4/6
From: 渡辺 謙
To: 糸井 重里
Subject: 梅のこと


そして今、老眼鏡をかけながらこのメールを書いています。
少し痛い腰を労わりつつ、
バランス・ボールに乗りながら机を前に座っています。
一つ一つ自分の機能や所有物を失うことで、
「自分がそこに生きている」実感が
深くなっていったのかも
知れません。



それから

---あらためて『そうだろうな』と感じた文面---

Date: 2006/4/20
From: 糸井 重里
To: 渡辺 謙
Subject: 日本では、桜のたよりも。


遠くから日本を見る、ということ、
遠くから過去を見るということ、
遠くから自分たちを見るということ、
遠くから見ることは、遠くに行かないとできませんね。
それはたぶん「遠くに行ったつもりになって」では、
代りにならない視点なのでしょうね。

止まっていると、その場が見えない。
このごろ、よく、それを感じています。

 

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タイトル (本文) ブログ名/日時
明日の記憶
夕焼けに染まる部屋の一室。赤く染まる彼の顔には、精気は無い。窓の外の、美しい景色を心の中にとどめようとしているのだろうか。日暮の鳴く秋の初め2010年。一人の女性が多くの写真の貼り付けられたボードを持って彼の前にさり気なく置いた また芽吹の写真が1枚増え .. ...続きを見る
何曜ロードショー
2006/05/15 14:03
Tuesdays with Morrie(モリー先生との火曜日)
ALS(筋萎縮性側策硬化症)に侵された恩師(人生のコーチ)と、当時37歳だった著者Mitch Albom(ミッチ・アルボム)の間で'95年春から秋にかけて、毎週火曜日に行われた授業の記録。死、恐れ、老い、欲望、結婚、家族、社会、許し、人生の意味…教え子が掲げたテーマに対し、死と向き合って更に成長を加速する恩師が、力強い言葉で答えてゆく。この手の本を読んで感動の涙を流したのは初めてだろう。 ...続きを見る
私を生かすRipple
2006/05/21 15:50
「明日の記憶」見てきました
 私の頭の中の消しゴムと同じく若年生アルツハイマーを題材とした明日の記憶。正直私の頭の中の消しゴムがつまらなかったので、あまり期待はしていなかったのですが。。。 ...続きを見る
よしなしごと
2006/05/24 19:31
明日の記憶
映画館で、出演:渡辺 謙/樋口可南子/坂口憲二/吹石一恵/水川あさみ/袴田吉彦/市川 勇/松村邦洋/MCU/遠藤憲一/木野 花/木梨憲武/及川光博/渡辺えり子/香川照之/田辺誠一/大滝秀治/原作:荻原 浩/脚本:砂本 量/三浦有為子/監督:堤 幸彦/作品『明日の記憶』を観ました。 ...続きを見る
Rohi-ta_site.com
2006/05/27 08:03
明日の記憶
夕焼けに染まる部屋の一室。赤く染まる彼の顔には、精気は無い。窓の外の、美しい景色を心の中にとどめようとしているのだろうか。日暮の鳴く秋の初め2010年。一人の女性が多くの写真の貼り付けられたボードを持って彼の前にさり気なく置いた また芽吹の写真が1枚増え .. ...続きを見る
何曜ロードショー
2006/06/04 03:11
Memories Of Tomorrow
『明日の記憶』 大手広告代理店の部長を務める佐伯雅行(渡辺謙)は、50歳を目前に大きなプロジェクトと娘の結婚を控えていました。そんな仕事も家庭も順風満帆だった中年男性に突如、病が襲います。病名は若年性アルツハイマー。 この病は決して他人事ではなく、実際に誰の身にも起こり得る事なので観ていて胸の痛む思いでした。渡辺謙と樋口可奈子の力のこもった演技は強く感銘を受けます。 [:URL:] 『明日の記憶』 ...続きを見る

2006/06/25 17:51
明日の記憶
友人の脚本家・三浦有為子が参加した作品。 公開時にメールを貰いましたがDVDでやっと観ました。 相変わらず、友達甲斐のない奴です。( ^ _ ^; ...続きを見る
映画、言いたい放題!
2007/02/01 22:38

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
「一つ一つ自分の機能や所有物を失うことで、
『自分がそこに生きている』実感が深くなって
いった…」というところ、共感します。
当たり前にできたことができなくなったり、
弱っていることを実感して、「生きている」
ことを感じます。健康だったり幸せだったり
したときには、おそらく意識していない大事
なことを、喪失しかけているときに実感する
んだなと思いました。
タイミングよく、教えてくださってありがとう
ございます。Cacaoさんにはいつも感謝です。
nokogirisou
URL
2006/05/13 09:45
nokogirisouさんへ

そう、この「素」な言葉に共感してしまいました。糸井さんもメールに涙したと返信してましたね。
とにかく、謙さんにとって「奇跡」的な映画のようなのがグングンと伝わって来て‥読んでいると『何故そこまで?』と文面に引き付けられてしまうし、
言葉を商売にしている糸井さんの返信が、スパッと上手い切口を見せてくれるところがあって、また良いのですよね。(まっ、いつもそうですが…)

映画の方は、数ヶ月前に映画館に行った時に、チラシだけ持ち帰っていたのですが、やはり観てみたいなぁと思いつつ、行けるかな?とも(苦笑)
 
Cacao
2006/05/14 22:28
Cacaoさん、こんにちは。
Cacaoさんの日記拝読して、「ほぼ日」観てきました。
ついでに「明日の記憶」のサイトも。
面白そうな映画ですね、いつか絶対観てみたいです。
アメリカでも上映してくれたらいいのに。

メールの謙さんの言葉、自分もこう感じる事ができたらなぁ、と強く思いました。
喪失感のみではいつまでたっても成長しませんね。
糸井さんの言葉も納得。離れてみると、いろんな事が
見えてくるもんですよね。
大人のメールのやり取りは面白いですね〜。
ショウメイ
2006/05/17 13:03
渡辺謙さんの書いたものって
初めて読みました。
こういう文章を書くんだなあ。


“闇に潜む間も、今も、おそらくこれからも僕はただ、
「生きて」いるんです。
勇気や、恐れや、ぬか喜びに惑わされること無く、
生きていたいなあ・・・。梅みたいに。”

気取りもテライも誇示もない、
それだけに、しみじみ染み込んでくる文章だと思います。

糸井さんの
“「重ならない」から、出会える。”という言葉も
印象的です。

ステキな言葉を紹介してくれてありがとう。
ruthk
URL
2006/05/19 01:14
ショウメイさん、ruthkさん、コメントありがとうございます。このメール交換気に入っていただけて良かったです。

☆ショウメイさんへ

謙さんの勢いなら、今やホーム化してるアメリカでは、上映まで漕ぎ着けそうですね!

>大人のメールのやり取りは面白いですね〜
そうですね。ruthkさんが引用してくれたように、「重ならない」タイプの謙さんと糸井さんが、同じ何かに異なるところから光を当てて、そして、徐々に糸が紡がれるみたいに一つの「想い」へと絡んでゆく過程が見えるようで素敵でした。

☆ruthkさんへ

>僕はただ、「生きて」いるんです。
これこそ、きっと、テーマなんだろうと思います。色々と削ぎ落とし、往きつく‥残される「想い」。若いうちは、肯定するのが難しい言葉。

ありがとう、ruthkさん。
貴方のコメントで更に、この記事の意味合いが増したように思います。
 
Cacao
2006/05/20 12:20
こんばんは。
ご覧になられたんですね。
なかなか、こういった映画に足を運ばないかな?な〜んて試写会の時は思っていましたが、かなりヒットしていて、やっぱり捨てたもんじゃないなぁと、思っていました。
が、やっぱり、ヒットするっていうコトは、殴りたくなるような観客が隣に現れたりするワケで・・・。試写会ですら、おいらの隣の老夫婦が「いつ終わるねん!」なんていっていたのを聴いて、頭を張り倒してやりたくなったんですが、涙で顔が濡れていて、間抜けだったのでやめました…。(汗)
そう言えば、試写会の時にも糸井さんのことを謙さん話しておられました。
まる坊(何曜ロードショー)
URL
2006/06/04 03:18
まる坊さん、ど〜もです。
ヒットする理由の一つには高年齢化の進む日本の姿があるように思います。それと、多忙な日々に仕事や興味のある事以外に、なかなか記憶力を使えず、日常生活では「ど忘れ」ばかりの‥現代人の不安なんかも(苦笑)
あとは、どうしても謙さんバリューが効いてますね。

>試写会ですら、おいらの隣の老夫婦が「いつ終わるねん!」なんていっていた

それは、ひどいですねぇ(困)
 
Cacao
2006/06/05 22:38

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