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zoom RSS 世田谷一家殺人事件−侵入者たちの告白−

<<   作成日時 : 2006/06/25 13:55   >>

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画像新聞の広告を見て買いに走った。
「皮膚感覚の異なる事件」としてずっと心から離れることのなかった事件の、ノン・フィクションだというのだから…。
幾度も本を閉じ、受ける衝撃を少しずつ逃しながら…それでも、一気に読まずにはいられなかった。個人的には、この本の内容は信憑性が高いと思う。今まで蓄積してきたセオリーを覆してかからなければならない”恐ろしい”時代が来た。豪憲ちゃん殺害事件の解決前に、ある人の口に上った(私には)不可解だった言葉の背景も読めた。興味のある方は、ぜひ手に取って目次を見てほしい。

誰もが薄々感じ始めている事が、残念ながら‥真実味を持って突きつけられる。世田谷の事件は、単に、一連の組織犯罪の「象徴」でしかない事。彼らの「目的」と「残忍さ」の狭間を埋める「心」は、日本人には理解し難く、(それでも)想像に難くない事。
彼らの単純ながら着実なネットワークと計画性を持つ犯罪の関係。それに立ち向かえない、現行の日本の警察組織。「共謀罪」の制定が急がれたのは、案外、こんな背景があるからなのかもしれない。

それにしても‥数ヶ月前にTVで、日本において炭鉱の技術を伝授する事業や、頑張っている若者達の姿を見知っただけに、この本の内容には、とても切ないものを感じた。


著者: 齊藤 寅(さいとう・しん)


−目次−

プロローグ
第1章 膨大な遺留品
第2章 クリミナル・グループ
第3章 消えたベトナム人
第4章 メンバーとの接触
第5章 曾根崎風俗嬢殺し
第6章 狙われた身元引受人
第7章 犯罪ネットワーク
第8章 一致した指紋
第9章 決定的証言
第10章 2000年12月30日
第11章 知りすぎた者たち
第12章 次のターゲット
第13章 写真入手
第14章 夜の訪問者
エピローグ

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
そう、読む前に実は、こちらでCacaoさんのこのレビューを読んでました。

それで、夏休みの課題図書へ入れてたのです。

以降、悪気は無くても電車の中で目つきの鋭い外国人の青年を見ると、正直恐怖を感じてしまいます。
J
2006/08/20 23:27
そうですね‥先入観を持つことはよくない事だとは思いますが、各人の触感で、危険の臭いを嗅ぎ取れるようにしておく必要があるのではないかと思いました。
この本については、「事件について事実とは異なることが多い」と、警察からクレームが出ましたが、警察組織についての記述等に関しては、明確なコメントがなされていないと認識しています。それは、つまり否定しきれないって事だなぁと思うと…コワイです。
 
Cacao
2006/08/24 00:25

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