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zoom RSS Donald Fagen 【The Nightfly】から Mr.YTへ?

<<   作成日時 : 2006/11/23 20:39   >>

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画像今春、前作から13年振りに"MORPH THE CAT"をリリースしたと話題になったドナルド・フェイゲン氏のソロ第一弾('82)ということですが(こちらで教えていただきました)…恥ずかしながら知らずに来ました。
AORの先駆者という方らしいですが、そんなジャンル分けは無用ですね。この心地よさに出逢えてラッキー!です。
ベースにはジャズ、歌詞にはロックを匂わせ、R&Bのようなビート感やフュージョンの爽快さも含み、(個人的には)Stingを思わせる…僅かに湿った歌声がまとめている。

とにかく、昔のCDを聴いて「(サウンドが)古臭くない」というのは、私にとって、良質な音楽の一つの基準のような気がしています。逆に、その音に、時代を表す歌詞が乗っているというギャップには心を揺らすものがあります。この作品も、間違いなく、それに相当しますね。

全曲、それぞれ味があって外れのないアルバムだと思いますが、幕をあける1曲目"I.G.Y"では、

What a beautiful world this will be
What a glorious time to be free

なんて歌詞が見えます。
もっとも、このアルバムは「'50年代後半から'60年代初めにかけて、アメリカ北東部にある街の郊外で育った若者が、抱いていたはずのある種のファンタジーをテーマにしたもの」らしいので、彼自身も想像の世界に心を飛ばして作り込んだわけでしょうが…それでも、今の時代では生み出せなかったのではないでしょうか?

まぁ、とにかく、無駄なく、お洒落な音作り。でも、決して、冷たくはない…名盤です。


* - * - *

【2006/11/21】
ギーガさんコメントで、幸宏さんがこのCDのパロディをジャケ写にされているとのことで追記です。
ほんと、幸宏さんしっかりはまってますね〜(笑)
albumは"Mr.YT"より2年後リリースの"Portrait With No Name"ですが、

画像

CDのクリアケースの頬には"I.Y.T"
そして、ジャケ写は、水玉模様のネクタイ締めて、煙草をくゆらせ…ダンディです(ぽっ)

画像


【2006/11/23】
さらに、ギーガさんが「このジャケットのオマージュ魂を感じて」いたのは、やっぱり"Mr.YT"の中の↓とのことで、再度追記します。

画像

写真が見えづらいですが、確かに机の上の感じ、そして、壁の時計、煙草の煙など…他の頁にも同様の世界観が伺えます。
 

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好きな音楽、海外篇。
「Cacaoさん」のブログでDonald Fagenの話題を見て、 思わずコメントしてしまったのですが、 同時期に私が好きだったXTCや10ccの話でも 盛り上がり、楽しかったです。 (「Jさん」リアクションありがとうございます!) ...続きを見る
表参道の小さな広告屋から
2006/11/22 00:31

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コメント(19件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
Cacaoさんが、これをご存知なかったとは意外です。

でも、いーでしょ?
もう、これまでの人生で何回聴いたかわからない、色々な思い出が蘇る名盤です。

こんなレコード(CD)に何枚出会えるかで人生の楽しみが格段に変わりますよね?

What a beautiful world this will be
What a glorious time to be free

永遠の素晴らしいフレーズです♪
J
URL
2006/11/18 22:19
Jさん、期待通りのコメントさんきゅーです(苦笑)

ムラの有る人間なので、知らなかったことは、意外というわけでも無いんですが、恥ずかしいものがありマス。

>こんなレコード(CD)に何枚出会えるかで人生の楽しみが格段に変わりますよね?

Yes!
文句なく、そういう作品ですね。
 
Cacao
2006/11/19 11:31
こんちわ・・コメントミスってたらごめんなさい。
いつもとはちょっと違うラインナップですね。
私はNew Frontierがお気に入りでした。
PVも妙に好きだったことを思い出しました。
YouTubeでアップされてますので良かったら↓どうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=G222IEgIGvU
↑これ観てると、ほんとに便利な未来世界に果たして臨めるのか・・最近ちょっと疑問を感じてます。
elmar35
2006/11/19 17:12
いいですねー、Donald Fagen!
次は、Steely danでしょうか。

その辺の時期だと、
ちょい音楽性は違いますが、
私はXTC、10CCなんてのも大好きです。
(当然、Roxy Music、JAPANも。)

あぁ、青春だなぁ、しんみり…
(すみません、他人のブログで。)
川島孝之(表参道の小さな広告屋から)
URL
2006/11/19 22:10
すみません、横レスです。
川島様初めまして、Jと申します。
僕もXTCや10cc大好きで、特にXTCは大学生の頃自分のバンドで演奏もしていました。10ccは、デートの思い出かな?(お約束ですが、"I'm not in love"とか。)
Cacaoさんは、この辺お好きかなぁ・・・?(ドキドキ)
J
URL
2006/11/19 22:31
なにやら盛り上がってるみたい(笑)
また後でコメントしま〜す。
Jさん、"I'm not in love"の画像もありましたよ↓
http://www.youtube.com/watch?v=vZ3CtePvcDE
『あぁ、これかぁ。なるほどね』と(^^ゞ
 
Cacao
2006/11/19 22:55
☆elmar35さんへ

>いつもとはちょっと違うラインナップですね

ですよね(^^;

>New Frontierがお気に入りでした

うん、好きです!とにかく、このアルバム聴いてると、頭の中の色々な音楽とオーバーラップしてしまいます。
"I.G.Y"聴いて、Curtis Mayfieldの"New World Order"を思い出し、"New Frontier"聴いてると、YMOの"RYDEEN"に行ってしまいそうになる(笑)
↑ちょっと、ここのとこ聴き過ぎてるので変なんです(お許しあれ)
聴き比べれば全く違うものなのに…様々なエキスが詰まってるってことでしょうか。


☆川島さんへ

>次は、Steely danでしょうか。

(笑)とりあえず、2作品、ネット買いしてしまいました。

>青春だなぁ

いいですね、青春!私はいまいちな記憶しかないです(切な…)なんですが、
ちょっと懐かしくなって、一時とても好きだったThomas Dolbyのベストも上と一緒に頼んでしまいました。

Cacao
2006/11/20 22:55
☆Jさんへ

横レス、大いに結構でございます〜(私も見ていて楽しいです)
バンド演奏していらっしゃいましたか…(もちろんギター?)

>10ccは、デートの思い出かな?

優しいセピア色(それとも、パステルの虹色調?)の思い出なんでしょうね。いつまでも、大切に…

"I'm not in love"は、私には似合わないですねぇ、きっと(苦笑)でも、好きですよ。
 
Cacao
2006/11/20 22:56
これは当時『いい音』がするアルバムと評価されていました。80年代中期コンサートのPAの人が会場に流してみて音響をチェックする、リファレンスとして使用されるほど。

当然YMOの3方も話題にしており、ラストアルバム『サービス』のあの音かずが少なくて硬くて静かなのだけれど高揚するサウンドに影響与えたと思っています。リバーブ感とか奥行きとか、ひとつひとつの音色のガッツとか。

一番熱狂的だった教授は君に胸キュン、戦メリの頃になりますが自身のラジオ番組サウンドストリートでかけて、素晴らしいさをコメントしてました。

ユキヒロさんの方は10年後『Mr.YT』の歌詞カード内の写真がこのジャケットのパロディだったので、「さすが。10年経って出してくるとは!」と唸ったものです。
ギーガ
2006/11/21 09:44
ギーガさん、貴重なお話ありがとうございました。>さっそく、記事に追記してしまいました!

>音響をチェックする、リファレンスとして使用されるほど

そうらしいですね〜

>音かずが少なくて硬くて静かなのだけれど高揚するサウンド

そうでしたか…私は、まともにYMOを聴いてみたのが、これが初めてだったので何も感じていませんでした。

>10年後『Mr.YT』の歌詞カード内の写真がこのジャケットのパロディだった

なんか、嬉しくなっちゃうお話です。
たぶん、記事にしたように"Portrait With No Name"の方でいいのかな?と思いますが、確かに"Mr.YT"にも、そういう雰囲気が満ち溢れてますね。この時も"Mr.Y.T"というロゴがジャケ写にあったりするし…全体の構図としては、こちらの方が近い。ただ、微笑んでいらっしゃるので、渋みに欠けますね(笑)
 
Cacao
2006/11/22 23:09
いや『Mr.YT』の歌詞カードを3回めくったぐらいにある、タバコを手に持ち机の横の立っている写真の方にこのジャケットのオマージュ魂を感じておりました。

まユキヒロさんはジャンコクトーに似た高校の数学の先生チックな彼のいでだちに魅かれたんでしょうけれども。
ギーガ
2006/11/23 14:11
>いや『Mr.YT』の歌詞カードを3回めくったぐらいにある、タバコを手に持ち机の横の立っている写真の方に

あっ、そうでしたか。失礼しました。(薄い理解力でしたね > 私)

>ジャンコクトーに似た高校の数学の先生チックな彼のいでだち

なるほど…コクトーの自画像を見て『わっ、幸宏さんそっくり!』と思ったことがありましたが、確かに顔の輪郭は、フェイゲン氏に近いかも
 
Cacao
2006/11/23 17:28
相当な『俺好き』の香りがするコクトーにユキヒロさんが魅かれる要素の1つに『手』があると思います。手首から先の部分。
それも手のひらでなくて甲の方。
指先が長くて節くれ立ちゴツゴツしていて血管がバッチリ浮き出ている。まるで漁師のような。自身の手もお体から想像するにきっとそうなのでしょう。

アルバム『ブロードキャスト・フロム・ヘヴン』のジャケットでは、デザインを担当した横尾忠則によってユキヒロさんの顔がまるで千手観音のようにいくつものゴツゴツとした自身の手がコラージュされてナルシスティックに顔を包み込んでいます。

まさにこのジャケットこそが『ブッタズ・ナルシーシー』(笑)であり、『ナルキッソス』(のジャケット)とも共通したココロだと思っております。
ギーガ
2006/11/23 21:48
追記です。YMO『サーヴィス』というと「以心電信」のイメージが強いと思いますが、この曲は『浮気なぼくら』のころに先行して製作されており、またシングル「過激な淑女」のB面曲だった「SEE THROUGH」もアルバム製作前に作られておりますので、自分が云いたいところの、「夜っぽい」ドナルド・フェイゲンの影響が感じられる『サーヴィス』の音というのはこの2曲を除いたものとお考えください。

あユキヒロさんの「CHINESE WHISPAERS」は曲の構造が前年の「ARE YOU RECIVING ME?」に似たシンプルな2コードで進行するので、ブリティッシュな感じがしますから、これも除いてもらっていいでしょうね。

そういえばスティングも高校の先生してましたっけ。
ギーガ
2006/11/24 20:43
こんばんは!ドナルド、またはスティーリーダンは、まず楽曲もさながら、
録音もまるで数学のように緻密、かつ、認められてる人しか録音に参加していません。この音の良さ。これはまず特筆されます。
デジタル的に波形でみても、すばらしいです。
このサウンド、メロディ、アレンジ、すべてがドナルドのすばらしさです。
残るもの。
やはりすべて丁寧に作られていますね。

isao
URL
2006/11/25 01:48
☆ギーガさんへ

「手」…私も幸宏さんの手って大好きです。絵を描くことが大の苦手な私ですが、幸宏さんの写真か何かを見ながらスケッチしてたことがありました(苦笑)

振り返ると、幸宏さんのジャケ写において、「手」って目立つような気がしますね。でも、「ブロードキャスト・フロム・ヘヴン」から「ナルキッソス」へ繋がるとは考えてもみませんでした。そこまでの「読み」には、脱帽です!
 
あと、「サーヴィス」について…了解です。
(余談)結構、私の好きな楽曲がみんな適用外です(笑)

PS.スティングは教育実習で高校教師を体験して、そこから楽曲を作ったらしいですね(稲葉さんと一緒だなぁ)しかし、最近出した「ラビリンス」(クラシック)は、ついていけませんでした(^^;
 
Cacao
2006/11/26 16:41
☆isaoさんへ

>デジタル的に波形でみても、すばらしいです。
このサウンド、メロディ、アレンジ、すべてがドナルドのすばらしさです。

なるほど…細やかな機器で、デジタル波など見たら、驚きと感動にガーンとやられるんでしょうねぇ。

>残るもの。やはりすべて丁寧に作られていますね。

ですね。そして、その時々の、創った人達の「魂」がこもっていて…それが、伝播してゆく。
 
Cacao
2006/11/26 16:46
ご報告ふたつ。
1,2ヶ月前に細野さんが自身のラジオ番組で『作っていったらたまたま似ちゃった曲』としてYMOの「Floating Away」とスティーリーダンの曲(名前忘れてしもうた)を並べてかけてました。
おそらく細野さんとユキヒロさんはニューヨークでレコーディング時、オフで教授のニューヨーク郊外にある自宅に訪れたときに道中その周囲の景観に二人は影響を受け、ドナルド・フェイゲンを想い出したのではないでしょうか。どちらにせよ、細野さんも意識していたということで。

もう一つ。最近出た田山三樹著『YMO GLOBAL』のあとがきお読みになりましたか?それによると、ドナルド・フェイゲンの方もYMOをチェックしていたらしく作品に影響が見られるとのことです!面白いですね。
お留守番のギーガ
2007/05/19 21:37
ギーガさん、お留守番ありがとうございました(笑)
ご挨拶が遅れてごめんなさい。

>田山三樹著『YMO GLOBAL』のあとがきお読みになりましたか?

買ってないんですよ〜(やっぱりマズイですかねぇ)

>ドナルド・フェイゲンの方もYMOをチェックしていたらしく作品に影響が見られるとのことです!面白いですね。

えー、本当ですかぁ。どの辺の作品になるんでしょうねぇ。表面上は全く異なる作風でありながら、やはり、シビアに音創りをするという点、新しい音を模索する点で共通項があるのでしょうか…
 
Cacao
2007/05/22 22:46

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