私を生かすRipple

アクセスカウンタ

zoom RSS ちょっと、フラメンコに…

<<   作成日時 : 2007/04/14 21:43   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 4

内野聖陽ファンとして「風林火山」を見ていたのが事の発端。
数回前から最後数分のコーナーのBGMが「フラメンコギター 沖仁」に変わり、そのギタリストのCDを購入。とともに、「フラメンコ」に引っ掛かり始めました。
ちょうど、そんな頃、NHKでアントニオ・ガデス舞踊団「カルメン」公演のO.Aを知る。『あら、ら。これって「ウエストサイドストーリー」!?』

いや、ホント…
そのくらい、「ウエストサイドストーリー」は、全編がフラメンコ音楽、舞踊によって支えられている作品だったと気付くのです。
特に「アメリカ」はそれが顕著ですが、ある意味「クール」も、そう。
フラメンコ舞踊の持つ体のライン決め、それから、音楽面では、手足で一定のリズムや音色を作り出す技術…この作品のカッコ良さ、キレの良さは、そこにあったかも。

「ウエストサイドストーリ」は、イタリア系移民VSプエルトリコ系移民の不良グループの闘争から生み出された悲劇ということで…プエルトリコがスペインの植民地であったことも考え合わせると、フラメンコが使われたことは不自然なことではないのだけれど…目から鱗です。


フラメンコと言うと、
以前、ホアキン・コルテスという素晴らしい舞踊家のステージもTVで見たけれど、それは彼個人の芸術という認識が強かったのです。
しかし、今回のアントニオ・ガデス舞踊団の「カルメン」は、それとは全く違う意味で、私を感動させてくれました。(断っておきますが、ホセ役のアドリアン・ガリアはホアキンに負けないくらい素敵でした)

画像この「カルメン」は、ビゼーのオペラ「カルメン」のストーリー、音楽をベースとしながら、ベーシックなフラメンコ舞踊で構成するものなのですが、
元々フラメンコを世に知らしめ2004年に若くして他界したアントニオ・ガデスさんの舞踊団の演目で、最近、彼の意志を引き継いで舞踊団は再結成され、その公演ということです。
カリスマ的存在の彼の想いをきちんと残しながらも、、フラメンコの基本的な部分を伝えるというスタンスを強く感じる、振り付け、構成になっていると思われます。

個人的には、とても昔、ほんのちょっとだけ、社交ダンスを習ってみたことがあるのですが、
初心者は、パートナーとの絡みも少なく、振り付けも単純な、ルンバやサンバなんかを最初に教えてもらうのですよね。それで、基本的な足のステップだけ習得すると、先生と組んで上手にリードしてもらうと、何の苦もなく、踊ってる気分になれてしまうわけです(苦笑)
でも、タンゴやワルツのような両方の技量が必要なものは、そうは簡単に行かないと想像できます。(そこまで行けなかったので想像の域を出ません)

そういう観点では、「フラメンコ」というのは、個々の独立した表現が可能な舞踊なんだなと思います。
しかし、同時に、集団としてまとまることで、物凄くパワーアップできる舞踊。
とても人間らしいもの!
そして、闘牛士が牛をしとめるのに手順や決め、ポーズがあるようにして、フラメンコにも、万人にわかりやすい決めのポーズがあり…全般的に姿勢が素晴らしくいい。
バレエも含み、舞踊全般に姿勢が良いのは基本かもしれませんが、フラメンコのポーズは、普通の生活の中に溶け込むような気がします。

というわけで、少し、はまってしまいそうな予感(苦笑)


 ◇


さてさて、沖仁さんのCDについても触れておきましょう。

沖仁 【NACIMIENTO〜誕生〜】

画像まず、ただ、音楽だけを聴いてみて、『あっ、これって、あのテーマソングだ』と思った曲なんかもあったのですが、一番『いいなぁ』と思ったのが、3曲目「夏のカクレガ」という楽曲でした。「生命」を匂わせる詩がとても素敵で印象深く、すぐに友人の妊婦さんに教えてあげよう!と思ったくらい。

このCDの楽曲はすべて沖仁さんが作曲(&作詞)されてるのですが、この「夏の〜」から連続する4曲は"〜4seasens〜"と括られています。後で彼自身による解説を読むと、奥様の妊娠がわかった季節から始まり1年を通した4部作だというのがわかりました。それで、CDを締める10曲目には"Familia"というタイトル、このCD自体も「誕生」というタイトルを与えてあったわけでした。

そんなわけで、とてもしい中に、フラメンコのきらきらした眩さが散りばめられた気持ちの良いCDになっております。
 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
題名のない音楽会21
フラメンコギタリスト沖仁さんがTV出演! テレビ朝日系「題名のない音楽会21」 ... ...続きを見る
フラメンコ.net フラメンコの総合情報...
2007/04/23 21:29

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんいちわ。
沖仁さん、少し前にNHKのトップ・ランナーで拝見しました。
結構変った方のようで、現地で身に着けたテクニックや音楽性はまるでジプシーのようですネ。
・・子供が居たとは知らなかった。(笑)
私もちょっと気になってるひとりです。
elmar35
URL
2007/04/15 09:59
ど〜も、elmar35さん。

>結構変った方のようで、現地で身に着けたテクニックや音楽性はまるでジプシーのようですネ。

そうなんですかぁ、ジプシー…まさに、フラメンコに相応しいですね。

>私もちょっと気になってるひとりです。

気にかけて行きましょー!
(ここんとこ、ギターのCDばかり聴いてます、私)
 
Cacao
2007/04/16 21:40
以前に、友達がフラメンコを習っていたので
新宿の(エルフラメンコ)の友の会に入り
半年に1回(会費でまかなう)行ってました。
目の前で観るフラメンコやギターの迫力は
なかなかのものです。
友達の都合もあり、退会しましたが・・・。
機会がないと行く場所ではないですね。
何年か前に観た小島章司さんのフラメンコは
凄かったです。
体験しないと分からない(説明できない)
感動があります。
  ☆(^!^)☆

メイママ
URL
2007/04/20 20:55
メイママさん、どうも〜

>体験しないと分からない(説明できない)感動があります

そうでしょうねー

実は、この「カルメン」を見た時に、常々、ライヴに参加している時に感じて来た、観客サイドの「欠け」を「補う」要素がたくさん含まれている気がしたのです。
例えば、日本人って手の叩き方が無頓着過ぎるのでは?と思って来たのですが、この舞台にはバッチリお手本があったりして…『あぁ、これだったんだ』と。

なんとなくフラメンコを「情熱的」というイメージだけで捉えていたのですが、もっと、人間の根源に近いところの、分かり易いものじゃないかって思えて来たんですよね。
 
Cacao
2007/04/23 21:42

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ちょっと、フラメンコに… 私を生かすRipple/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる