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zoom RSS 細野晴臣トリビュートアルバム

<<   作成日時 : 2007/05/05 14:16   >>

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ベタなタイトルのアルバムだけれど、ピッタリと来る内容。
購入を迷った方は「買い」です!ほのぼのと野外で寛ぐような心地よさが味わえます。
細野さんの初出し音源を最初と最後に入れて包み、まとめた感じですが、それが無くとも、ベテランからインディーズまでの音楽人達をこれだけ集めて、それぞれに選曲&デコレートさせて、ここまで統一感が出てくるのは、細野さんが細野さんで在ること、各人の内面に彼の音楽が刻まれていることの証明だと思いました。

画像これは、坂本龍一さん率いるcommmonsレーベルから、坂本さんのソロ"cendre"に続く目玉商品ということになりますね。
私は細野さんのソロ名義の作品はノーチェックなので、わからない楽曲も多いわけですが、それでも半分以上はどこかで聴いたりして知ってました。
しかし、そんなことは全く関係なく楽しめます。
ただ、どうしてもエレクトロニカ傾向の音も多く、流行っているプチプチ音が耳障りになってしまう方もいるのかなぁと思うのですが…個人的には「一家に一枚」あってもいいかな(笑)と。
室内で洗濯物をほしながら聴いていた私が、すっかりとアウトドアな気分になれてしまったくらい、さわやかな風とポカポカとした陽光を感じる気持ち良い作品です(特に2枚目)

もちろん、個人的には、高橋幸宏矢野顕子、注目してるTONE&CO.,LTD所属のアーティスト達(畠山美由紀little creatures高田蓮などなど)も参加していて、おいしいアルバムでもあります。


◇ちょっと感想◇

【イエロー・マジック・カーニバル】
 日本人の発音では出てこないかもしれない大らかな力強さを感じます。

【風の谷のナウシカ】
 あの映画の主題歌とは別物ですが、松本隆と細野晴臣の最強コンビネーションの雰囲気は損なわれず、じっくりと耳を澄ませたい作品にリニューアル。

【わがままな片想い】
 相変わらず、コシミハルさんは可愛らしい。フランス語の歌詞を入れたせいもありますが、彼女が歌うと、しっかりとテクノっぽい響きになります。

【ハイスクール・ララバイ】
 このアルバムの中で一番期待してましたが、見事に!変えて来てくれました。さすがに、little creaturesです。jazz&bluesタッチの叙情的な楽曲になってます。『そういう詩だったのね』と気付かされます。

【アブソリュート・エゴ・ダンス】
 ある意味、これが一番素直にカバーした作品でしょうね。電子音を、ふんだんな生音で再現した、という。私がイメージするスカパラからすると地味な仕上がり。もっと、跳ねてくれても良かったかな?

【終りの季節】
 アッコちゃんバージョンで、大好きな歌。それは、個人的には継続されそうですが…このカバーでは、音もコーラスもたくさん重ねて、「想い」の複雑さを上手く表せているように思います。

【北京ダック】
 commmonsアーティストの□□□(←クチロロと読む)ですね。『おっ、こんなにヒタスラ伸びやかに行っちゃいますかー』という気持ちよさ。合唱曲としてもいいんですね。

【三時の子守唄】
 ちょっと興味を持っていたWORLD STANDARD鈴木惣一朗さんの編曲。小池光子さんの歌声をアコースティックギターが穏やかにしっかりとサポートしているのが、細野さんの素敵な歌詞を際立たせます。

 町の噂を 話すから
 はやり唄でも 唄うから
 聞かせて 夢の続きを
 それが 僕の子守唄

 words by 細野晴臣


【恋は桃色】
 アッコちゃんの歌って、やっぱり好き〜。同じCDの中に教授とアッコちゃんがクレジットされているっていうのは、なんか、うれしくなります。(ミーハー)

【スポーツマン】
 はい、幸宏さん参加作品です。これを聴いてあらためて、幸宏さんは、音で「風」を表すことを得とくしたのだと思いました。良いです。但し、最初から評価対象外です(笑)

【ミッドナイト・トレイン】
 これも、『畠山美由紀だぁ』という時点で、心地良いです(苦笑)

【Turn Turn】
 まるで、細野さんと幸宏さんのsketch show には、出遅れて参加できなかった教授と、sketch showの続く2作品に参加しながらも、この曲の入った1stに参加していない小山田圭吾とが「組んだ」かのような作品(笑)こういう解釈で攻めますか…という遊び心と余裕があります。

【風をあつめて】
 う〜ん、名曲ですね。この作品では歌は無いのですが、歌詞が耳の奥から聴こえて来る気がしました。

【風来坊】
 フィナーレのように…これまた名曲。歌唱の違いがうまく作用して、新しい味付けが出来ています。私はこの作品の方が好きかもしれません。



* - * - *


試聴制作に関わる記事など

Disk1

01.ろっかばいまいべいびい- Piano Demo ver.-
   /細野晴臣
02.イエロー・マジック・カーニバル
   /ヴァン・ダイク・パークス
03.風の谷のナウシカ
   /坂本龍一 + 嶺川貴子
04.わがままな片想い
   /コシミハル
05.ハイスクール・ララバイ
   /リトル・クリーチャーズ
06.アブソリュート・エゴ・ダンス
   /東京スカパラダイスオーケストラ
07.終りの季節
   /高野寛 + 原田郁子
08.Omukae De Gonsu
   /miroque
09.ハニー・ムーン
   /テイ・トウワ + ナチュラル・カラミティ
10.北京ダック
   /□□□(クチロロ)
11.三時の子守唄
   /ワールドスタンダード + 小池光子

Disk2

01.恋は桃色
   /ヤノカミ(矢野顕子×レイ・ハラカミ)
02.スポーツマン
   /高橋幸宏
03.ミッドナイト・トレイン
   /畠山美由紀 + 林夕紀子 + Bophana
04.Turn Turn
   /コーネリアス + 坂本龍一
05.銀河鉄道の夜
   /といぼっくす
06.蝶々さん
   /ウッドストック・ヴェッツ(ジョン・サイモン、ジョン・セバスチャン、ジェフ・マルダー &ガース・ハドソン他)
07.ブラック・ピーナッツ
   /ヴァガボンド + 片寄明人
08.風をあつめて
   /たまきあや + 谷口崇 + ヤマサキテツヤ
09.日本の人
   /サケロックオールスターズ + 寺尾紗穂
10.風来坊
   /ジム・オルーク + カヒミ・カリィ
11.Humming Blues -Demo ver.-
   /細野晴臣

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タイトル (本文) ブログ名/日時
Yellow Magic Orchestra 【RYDEEN 79/07】
今さらなので、この話題に触れずに通り過ぎようかどうか、迷っていました。 聴き過ぎたし(苦笑)、第一印象は、他の方々のサイトで語り尽くして(?)しまいました。 昨年5月からのCM出演のオファーと2ケ月間のコンセプト固め、10月からはメンバーによる創作活動の開始の後11月頭にスタジオ入りし、CM撮影開始前日に楽曲の完成。 そして、2/3からのお披露目、ですか…御三方、お忙しかったでしょうねぇ。 特に幸宏さんはミカバンド復活との掛け持ち。まだ3月のライヴも控えているので、どうかお体には十... ...続きを見る
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「細野晴臣と私」というようなテキスト
細野晴臣との出会いは、YMOではあるけれど、当時10歳のぼくにはよくわからなかった。 それよりもRCサクセションの忌野清志郎とデュエットした坂本龍一の方が目立っていた。 君に胸キュン!のヒットで俺たちひょうきん族のひょうきんベストテンで出演したYMOが 一番... ...続きを見る
JAP on the blog
2010/02/08 16:44

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
コメント&TB どうも。
聴いてみないと良さが判りにくいアルバムかもしれませんね。
試聴しながらBLOGで書かれている内容を読むのも面白いと思います。

話は変わりますが、
販売側から言うと
勝手に広告をうってくれるようなものなので、BLOGは有難い存在なんでしょうねー
存在する音楽
URL
2007/05/05 15:28
最近細野さん関係で散財している私です(笑)
このアルバムは、細野さんへのリスペクトが強く感じられる、本当に温かいアルバムですね。
さらっと聴くもよし、じっくりヘッドホンで聴くもよし、といった感じでしょうか。
早くオリジナルソロ聴きたいっ!!
shuuma
URL
2007/05/05 18:52
まってたよ。。かかおちゃんが紹介してくれるのを。。
僕はiTUNESでまだ数曲しか買ってませんが、まずすごい気持ちがいいですね。
ほとんどリアルタイムで原曲を聴いてるのでうれしいです。
ハニームーンを選ぶテイさん。
まるでぼくと同じ世代です。W
はっぴいえんど世代ではないので。
スカパラ。
前回、YMOのトリビュートでSIMOONを忠実に
やってくれたので今回もマル。
とっても原曲を尊敬している彼ら。
素敵です。

栗原君率いる、クリチャーズ。
もちろんFav!
いいですよね。。
ISAO
2007/05/05 19:03
おはようございます。連休明けの今日、通勤の間に聴いてきました。1枚目ももちろんすきなのですが、どうしても2枚目を聴いてしまうのです・・・。

矢野、高橋、坂本ラインですからね。仕方がないところなのですけど・・・(^_^;)

休みの間に新幹線に乗る機会があったので、細野さんの原曲も聴いてみていましたが、さすがに全部は持っていなかったですね。細野さんは幅広く提供してるので。

何故か安田成美の「風の谷のナウシカ」は持ってます。隠れた名盤ですから。(師匠が曲を提供してるので・・)

しばらく聞き込むことになりますが、既に第二弾を宣言してますから、楽しみですね。
joyuki
URL
2007/05/07 08:44
みなさま、コメント&TBど〜もです。

☆存在する音楽さんへ

>聴いてみないと良さが判りにくいアルバムかもしれませんね。

教授のレーベルから出す細野さんのトリビュート。しかも幸宏さんも参加。これを各人がどうイメージして買うか、買わないのか?また、聴くのか?によって感じ方が割れそうです。
私個人としても、TONEのアーティスト達が入っていなかったら、パッケージでなく、iTunesで選曲買いしたかもしれません。

>勝手に広告をうってくれるようなものなので、BLOGは有難い存在なんでしょうね

そうですね。レビューの場合は、どちらかと言えば、批判的よりは好意的な評価を下した人間の方が記事を書く確率が高いでしょうし、見る側も、あらかじめ興味を持っている確率も高いでしょうからね。

 
Cacao
2007/05/08 21:57
☆shuumaさんへ

>細野さんへのリスペクトが強く感じられる、本当に温かいアルバムですね。

ですね〜

>早くオリジナルソロ聴きたいっ!!

それが出たら、shuumaさんのレビューも読めるってことかな〜?
お忙しいのは承知で・・・このアルバムについても書いていただきたいとこです。でも、細々と評価するのは、本当は無粋なのかもしれませんね。

 
Cacao
2007/05/08 22:05
☆ISAOさんへ

ISAOさんに「ちゃん付け」していただける歳でもないんですが(苦笑)

>まってたよ

いえいえ、私の方が待ってたんですよ。(今からでも書いて下さいませ)
あの「フィルハーモニー」の記事なんか読めば、当然…

>まずすごい気持ちがいいですね。

そうそう。

テイ・トウワさんのアレンジは、私としては意外でした。逆に、リスペクトの精神を強く感じました。
YMOトリビュートはチェックしてなかったんですが、あのカッコいい"SIMOON"を演奏するスカパラ・・・聴いてみたくなりますね!

それと、ISAOさんとこのLive記事。い〜い感じそうなのが伝わってきました!

 
Cacao
2007/05/08 22:06
☆joyukiさんへ

>どうしても2枚目を聴いてしまうのです・・・。
>矢野、高橋、坂本ラインですからね。

どうしても、ねー。でも、私は車では一枚目、自宅では二枚目ってのがしっくりきてます。

>既に第二弾を宣言してますから、楽しみですね。

今度はどんなメンバーかな?ポップな人達が揃う予感。

まぁ、とりあえず、私は sketch show でも聴いて、19日の予習に入ろうとしてるところです(笑)

 
Cacao
2007/05/08 22:07
Cacaoちゃん(わざと。。笑)
じっくり毎日聞いてます。
教授は最近(というかCASAのころから)企画ものとか、
ユニットとか(alvanotoとか)が光り輝きますね。。
今回のナウシカも相当、、いい。。
ここ10年で一番に入るくらい良いかもしれないです。
逆にソロになるとマーケティングに押され気味で苦しそうな
教授を感じてしまって。。
でも、このアルバムやサンドラあたりでは、自由な教授を感じます。

今回細野さんというフィルターを通して。。
ISAO
2007/05/09 19:14
>今回のナウシカも相当、、いい。。ここ10年で一番に入るくらい良いかもしれないです。

ほぉ…そうお感じになりますか。

>このアルバムやサンドラあたりでは、自由な教授を感じます。

"cendre"については、敢えて共同の作業時間を控えて、一方通行のやり取りを継続しながら作品を膨らませたらしいですね。"RYDEEN 79/07"にしても、バトンを渡して次の人にお任せ…みたいな。
相手を信頼、尊重して、その人がどう味付けして来るかを楽しむかのような手法。

私の感覚では、教授というのは元来マジメだから、他者と接することによって、自然と解き放たれるところが多いのかなぁと思ってます。(私も大好きな)"CASA"なんかは、ブラジルが、それに一役買ったんだろうなぁ、と。
 
Cacao
2007/05/11 23:38

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