山崎まさよし ―Cover Hall Tour 2007 'Nigata in Hawai'?―
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作成日時 : 2007/11/23 23:54
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"COVER"で検索して辿り着いて下さり「ド ミ ノ」のジャケ写で違和感がある方は、この時点である意味ネタばれです。ただ、これを選んだのには、今回一番前で参加させてもらった事と個人的な感傷もあります。
◇
まず、イントロダクション。イメージが湧きますように…
セット:
全体的にこじんまりしたダンスホール(ミラーボール有)。
電飾で赤く"COVER HALL"両脇にジュークボックス。時々、これが大切なタイミングで光ったりしてました。
服装(本編):
yamaは、ジュリー風。
淡い紫色のシャツに細い銀ラメのネクタイをかなり緩々に絞め、黒いジーンズ。
黒いタイの入った白い帽子に、イタリア風の白い革靴。
キタロー兄は避暑地の観光客のように、白い半ズボンスーツに綺麗なおみ足(笑)と同じく白い靴。
ゲンタさんだけはNew Balance の水色に黄色のラインが入ったのを履いて、ラフな格好。TVで既に見ていたものの、髪の毛がこんなに長いゲンタさんを見るのは、10年で初めて。
服装(アンコール1):
ブルース・ブラザーズ、ギャング風?
帽子にスーツにネクタイ、サングラス、すべて真っ黒。
これで歌えたってことは、ここでの演奏曲は、みんな暗記してたんですね〜>yama
(つまり、本編はけっこう譜面台見てました)
服装(アンコール2):
ツアT
◇
setlistは全く自信がございません(苦笑)
どなたかが掲載していた広島versionをご参照下さい。ほぼ同じ感じ。
ただ、2回目のアンコールの初めにブルースをちょと。ロバート・ジョンソンとか"Kitchen"とか言ってましたが、"Come on in My Kitchen"じゃなかったような…もっと、跳ねた感じ。
あと、初回アンコールで、出番を奪うように(笑)、キタロー兄がキーボード引きながら歌い出したのがBilly Joelの「素顔のままで」。続けてyamaにも歌ってほしかった!
とにかくメドレーやハーフくらいで終えるのが多いので、曲数の割りに時間は2時間ちょっと(いつもより30分は短めですね)
ご覧になってわかるように、1,5,25,26などCDには入ってない楽曲もやってます。(ご存知Deep Purpleの25は『きゃ〜』って感じでしたが、リフとサビだけですネ)
希望としては、25よりは"Layla"、サービスで"I feel the earth move"、あとはTVで島健さんとコラボした坂本九さんのカバーなんか聴きたかった!
オリジナル楽曲に「*山」と付けてみます。
1 ス・ト・リ・ッ・パ・ー
2 ソノラマ *山
3 M
4 あなたに会えてよかった
5 あの鐘を鳴らすのはあなた
6 Sweet Memories
7 アンダルシアに憧れて
8 ドミノ *山
9 ケンとメリー〜愛と風のように
10 レイトショーへようこそ *山
11 True Colors
12 Englishman In New York
13 週末には食事をしよう *山
〜『ご当地ソング』〜
14 Raindrops Keep Fallin On My Head
15 Daydream Believer
〜『モノマネとカバーの違い?』〜
16 トランジスタラジオ
17 月
18 コイン *山
19 ステレオ *山
20 苦悩のマタニティー *山
21 ヤサ男の夢 *山
22 アドレナリン *山
--- encore1
23 Respect→さらば恋人→Respect
24 Superstition
25 Smoke on the water
26 はじめてのチュウ
27 Just The Two OF US
28 All My Loving
--- encore2
29 いかれた Baby
*結果、CDに入っていて演奏されていないのは、"Your Song"/"When You Gonna Learn"/"大きな玉ねぎの下で"でしょうか…
JamiroquaiはLiveではさすがに難しいでしょうねぇ(笑)*
◇
細かい事、MC、あんまり覚えてません(ゴメンナサイ)わかる範囲で…
今回は、「ご当地ソング」ということで、即興で新曲(笑)を披露するというコーナーがあるようです。箱の中からキタロー兄が取り出した投票用紙に書いてあるキーワードをゲンタさんがホワイトボードに書き出します。新潟では、ウクレレを取り出したyamaが「変やな」と首を傾げつつも最初に口にしたので先頭に「ニイガタ in HAWAI」
タイトル:米
Aメロ:チョコ柿の種
A'メロ:柿の種
Bメロ:田中真紀子 物まね付き
サビ:みかづきのイタリアン
が、ご当選。
「チョコ柿の種」や(前回食べてるのに)「みかづきのイタリアン」を分からないyamaに二人が説明。
「田中真紀子って…「総理!」」とか言いながら、ちょっと困ったモードのyama。
それでも、歌われた曲は、ハワイアンでなかなか良い感じでした(さすが)。これは、録音されていて、後からセット替えの時にループしてました。
それから、少し演奏を挟んで
「物まねとカバーの違いは?」とゲンタさんの質問により物まねコーナースタート!
昔、観客からリクエストがあっても厳禁だった時からは考えられません(笑)
この日は「田中真紀子」から繋げて「田中邦衛」さん。北の国から「ジュン、蛍、ナカちゃん」でしたか…いや〜似てました!と言うか、口元がね‥よく見えたわけなんですが、ホント田中邦衛さんのようでした。
これが「物まね」だったわけですが、この台詞を森本レオの物まねで「カバー」。『わぁ〜』これも似てました。いやいや素晴らしい。(森本さんは、個人的には見たことある芸能人のお一人。あぁ、そう言えば、田中真紀子さんの後ろに並んで新幹線降りたこともありましたワ…苦笑)
調子付いて、そのまま「ルパンV」の物まねに突入したわけですが…どうしたことか、今日は似てません。「ルパンと言うより次元だね」と(キタローさんかな?)突っ込み。(私は『次元と言うよりタイムボカンやね』と思ってました)その後、銭形警部から刑事コロンボとやってみますが、「似てねー!」と頭を抱えてステージの後方へ行ってしまうyamaでした。
このコーナーは「しゃぼん玉ホリデー」の曲に乗って、三人が首にラメの大きな蝶ネクタイを付けて登場してましたが、最後の方、yamaが、それを「ぼよよ〜ん」と伸ばして楽しそうに遊んでました。(これも物まねですね?)
Live全体を通し、yamaはセンター、ステージ端2m下がったくらい。ゲンタさんは向かって左奥のドラムセットが定位置。キタロー兄は向かって右のyamaから少し斜め後方に居たと思いますが(私の席からはyamaに重なってしか見えなかったので)、このコーナーはステージ端ギリギリまで3人が前に出ていたわけなんです。
で、私の右側何人か横の方、このコーナー終わる頃には、体一つ前に出ておられました。きっと、無意識のうちに引き付けられて行ったんでしょうね〜。でも、私は自分の席でも後から首が凝っていたほどでしたので(笑)、その方の純な気持ちにちょっと感じ入りました。
◇
印象に残った曲としては…
まず、「ソノラマ」
今回は、近過ぎてyamaとは目は合わない席だったのもあるし、目の前に常にゲンタさんがいたのと、Liveを作る席でもあるなぁという意識もあったので、できるだけ、ゲンタさんにも目を配り、彼のドラミングで手拍子なんかを微妙に変えつつ、楽しむことを心がけてました。それは、この曲のイントロが始まった時の、ゲンタさんの、と〜っても嬉しそうな楽しそうな笑顔を見たことがきっかけだったかも。このハイテンションで少し不可解な楽曲がジュリーの世界から自然とyama寄りにトーンを変えてました。
「Sweet Memories 」
私がyamaの初Liveで初めてのカバーとして聴いた曲でもあります。その時は普通の弾語りでしたが、今回は、意識してギターを離し、ハンドマイクを握る!松田聖子さんを意識してなのか、なんとなく手にも振り付けがあるような感じで…しかし、慣れないことに、目が泳いでる感じがしました。
「アンダルシアに憧れて」
CDを聴いた時に驚きましたが、「ヤサ男の夢」ハード編と思えば、エントリーされたのもわからなくはありません。最後に「勝手にしやがれ」の♪ア〜ア〜っていうコーラスを入れてましたが、これはホント自然なんですよね。自宅で聴いていても歌いそうになってましたから。(コード進行が似てるのかな?)
少し歌詞に無理があるような気がする分、レトロな感じで、今回のLiveの趣旨に合ってる気がします。
「ケンとメリー〜愛と風のように」
BUZZですよ!まさか、幸宏さんとお兄ちゃん繋がりするとは…いや、まさか、こういう曲を選択してくるとは…しかし、じっくりと聴き入りました。これはCDよりLiveが断然良かった。いい歌なんだなぁと思いました。こういうの、上手いね、yama。
「レイトショーへようこそ」
これは、最初にループさせる音を作るところからスタート。少し、「水のない水槽」のような世界観に引き込まれました。なかなか、面白い感じに仕上げてました。
このループ作る時、ゲンタさんの方を見ながら、得意気な感じで唇を舌でなめつつ自分の世界に入ってるyamaを見て、その‥なんとはなしに男っぽい感じに、宮沢賢治の「注文の多い料理店」のお客なのね、私達は…(笑)と思ったりして。
「Englishman In New York」
もう、これだけは聴きたかった!今までチャンスに恵まれなかったので嬉しかったです。
「週末には食事をしよう」
最初、イントロで判らなかったせいもあって、「楽しむ」というのを忘れ、ぼぉ〜と、ひたすらに聴き惚れました。昔から大好きな曲ですが、やはりいいですねぇ。
しかも、さすがにこれは譜面台に目が行かない。そういう時は視線が右に走る人ですから、自然に私の席からは良い眺め(笑)
「月」
これもコジツケですが、私の中では幸宏つながり曲(苦笑)「カドカワ」の桑田さん特集で、色々な人が桑田さんの曲から数曲選んでコメント載せてたのです。その時、確か左右の頁にyamaと幸宏さんが載っていて、さらに、この「月」が選ばれていたのです。
ちょっと色っぽい歌詞もあるので直視するのをためらいましたが(苦笑)それ以上に、名曲のオーラに包み込まれました。
「コイン」
もう、言うこと無し。年の暮れに最高のプレゼントです。
お隣の方は手を合わせて見つめていらっしゃいました。
私は「(一番前で)泣くもんか」と必死だったので(苦笑)ちょっと下向く時間が長くなったりしてました。
「苦悩のマタニティー」
この曲の時、yamaが向かって左、私の真ん前のステージ端までギター弾きながら出てきてくれたのです。もちろん、ホール全体に対するサービス。
しかし、どきどきしました〜!(思わず後ずさりモード)今思うと、前に出るのがマナーでしょうか?…なんか、指ばっかり見てました(笑)下がって行って逆サイドにも行くのだろうと思いきや、キタロー兄に遠慮したみたいでセンター止まりだったので、素直に『らっきー』
「Smoke on the water」
確信犯的なフェイント。あぁ〜かっこいい!リフ(?…笑)
「All My Loving」
CDも今回のLiveも、昔からよく演奏してきたカバーというのは、ほとんど避けているんですよね。その中にあって、これが残されました。
昨日、昔のラジオからの音源を聴いてたのですが、その中でも「(ライヴハウス回りをしてた頃の)初心に戻って」と言いながら、この曲の弾語りをしてました。本人にとって感慨深いものがあるのでしょう。
「いかれた Baby」
この曲の前に、歌が語り継がれるということについて、ブルースを例にとって説明してましたが、その話の中で「(結局)シンプルなものが残ってゆく気がする」という流れの後で演奏されました。オリジナルのフィッシュマンズとは仕事を一緒にした事があるらしく、カバーの選曲にあたり、あらためて良い曲だと思ったというのを、他の何かで目にしましたが、これ、本当に染みる歌です。
アルバム発売記念のYahoo!の生番組において初めて聴いた時、涙がするりと落ちました。ある意味、"One more time,one more chance"に通ずるとこがあると思います。
◇
全体として…
使ったギターは、途中(たぶん1曲)YAIRIさん使った他は、アコギはいつものサザンジャンボ。全般的にはゴールドのエレキを多用していたようでした。しかし、とにかく、掛け替えが多いので、その度にステージが暗くなる。yamaの今までツアーではあまり無いことです。
それから、あれこれと色々なことをこなす為に、本人に余裕がない感じ。ワウペダル操作してる間に、持ち歌の決めの歌詞をサラリと過ごしてしまったりして…また、客席とのコール&レスポンスも中途半端。久々に「お客さん」とか地名を呼ぶとかの呼びかけも無し。
世界がステージとの間で閉じていたので全体の盛り上がり具合がサッパリわからなかったのですが、どうだったのでしょう?
◇
個人的な想い。
冒頭に「ドミノ」を掲げましたが、ライヴハウスを除けば、今回のように前の数列で参加できたのは"domino round '98-99"ツアー以来でした。
そして、その時初めて、Liveでエレキギターを持った超カッコ良い山崎まさよしに、しっかりとヤラレたわけです(笑)そして、今回約1/3のみ演奏したオリジナル楽曲のうちの1/3が、アルバム「ド ミ ノ」からということに、偶然とは思えぬものがありました。
しかし、それ以上に、今回の余裕のない感じ、本人が乗り切れていない感じが私には、「ドミノ」制作時の彼のジレンマ、または、そのアルバムを作る前「奇跡の人」の出演が発表される前のLiveツアー"OKS '98"で感じた、非常にストイックなステージに重なっていました。
'98.6.14の感想を私はこう記しました。---
観客の喜ぶツボをキチンと押さえ、盛り上げ、滞りなく楽曲を演奏し歌う。見事に計算されたライヴ、素晴らしい音。
けれど、"Fat Mama"などで客を沸かせる仕草を織り交ぜた直後の彼の視線は客席に向いていなかった。
まるで新曲のタイトルのように、彼と客席の間には見えない水槽が存在して、彼と観客は一緒に盛り上がっている錯覚の中で、別々に時を過ごしていたような気さえする。
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今回、初めて客席に向かって口を開いた時に、声援に応えるよりも「俺に何を期待しとるんや」と笑顔もなく言ったんですよね。その時点で、少なくとも私は『今日、不機嫌?』と思ってテンション落とし気味にしましたが(笑)、
「ご当地ソング」の時に「新曲できなかったからカバー?」…で「曲を作ろう」という前振りがあったんです。お客から声が出るくらいなら先にネタに使う作戦と見ましたが、yama本人には、やはり、気持ちが良いわけがありません。
オリジナル楽曲の制作は、本人が一番望んでいること。それが、なかなかうまくいかなくて随分と長い間苦しんでいることでしょう。その中で、カバー曲を集めたアルバムを引っ提げてのツアー、複雑でしょう。しかも、芸達者な人達(今回はマーサズ)が何もしないわけにはいきません。
色々と趣向を凝らして、それをこなす上で生じる無理。今回のカバーアルバムの制作も含めて、ストレスやじれったさを一杯に抱え込んで…だから、「ドミノ」の楽曲で吹き飛ばしたかったんじゃないでしょうか?他の「ステレオ」、「アドレナリン」とかも…
でも、そういうyamaをキタローさんとゲンタさんが、しっかりと支えてくれてるなぁと、『いいチームだなぁ』と、じんわり来てました。(感謝です)
♪アドレナリンに打ちのめされ涙が止まってる
悲しいのに ただ風に吹かれてるだけ
我慢は体によくない すこやかに笑いたい
さびしいのに ただ立ちつくすだけじゃ
愛しい人は去ってゆく
〜「アドレナリン」 by 山崎将義 から〜
だから、今回のLiveで"True Colors"を、私は一緒に‥山崎将義に向けて歌いました。
がんばってね、まさやん!
↓は、私がLive後すぐに送ったメールの一部。♪なんだかんだ言って…感動しましたよ!
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思った以上に、すぐ側でヤバい席でした。思い切り「なで肩」だと認識を深めました。
最初は手が震えて必死でアレコレこなしているのがだんだんと緩んで来て、顔は逆に締まって男前になってきて…そこからのバラードは感動しました。「コイン」は桑田さんの「月」に負けてなかった。
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さて、最後にリリースされたカバー集アルバムのご紹介。
*コラボしてる人達を見ると、最近の活動が反映されてます(笑)。PE'Zなんか、大当たりです*
【COVER ALL Yo!】
01. Englishman In New York
/オリジナル:Sting 1987年
02. Superstition
/オリジナル:Stevie Wonder 1972年
03. Your Song
/オリジナル:Elton John 1970年
04. True Colors
/オリジナル:Cyndi Lauper 1986
05. Respect
/オリジナル:Otis Redding, Aretha Franklin 1965年
06. Raindrops Keep Fallin' On My Head
/オリジナル:BJ THOMAS, Burt Bacharach 1969年
07. Daydream Believer
/オリジナル:The Monkees 1967年
08. When You Gonna Learn
/オリジナル:Jamiroquai 1993年
09. Just The Two Of US
/オリジナル:Bill Withers 1980年
10. ALL MY LOVING
/オリジナル:The Beatles 1963年
1:Collaboration with:島 健
8:Collaboration with:Jazztronik
9:Collaboration with: オルケスタ・デ・ラ・ルス
【COVER ALL Ho!】
01. M
/オリジナル:プリンセスプリンセス 1989年
02. ケンとメリー〜愛と風のように
/オリジナル:BUZZ 1972年
03. Sweet Memories
/オリジナル:松田聖子 1983年
04. 月
/オリジナル:桑田佳祐 1994年
05. さらば恋人
/オリジナル:堺正章 1971年
06. トランジスタ・ラジオ
/オリジナル:RCサクション 1980年
07. 大きな玉ねぎの下で
/オリジナル:爆風スランプ 1989年
08. アンダルシアに憧れて
/オリジナル:近藤真彦,真島昌利 1989年
09. あなたに会えてよかった
/オリジナル:小泉今日子 1991年
10. いかれたBaby
/オリジナル:フィッシュマンズ 1993年
5:Collaboration with: 服部隆之*ストリングスアレンジ・河本準一(次長課長)*タンバリン
8:Collaboration with: PE'Z
10:Collaboration with:Jazztronik
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