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zoom RSS 山崎まさよし 「IN MY HOUSE」

<<   作成日時 : 2009/05/19 22:27   >>

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素晴らしい・・・山崎まさよし様。
4桁の会員番号を持つファンでありながら、此処では貴方を、あまり誉めたことがない気がするけれど‥まさに「石の上にも三年」というのか、待ち焦がれていたアルバムを出してくれました。
これですよ!私のイメージする「アルバム」というのは。
「ADDRESS」は、ましてやCOVER集は、ちょっとね)
長かったなぁ、貴方が"Exit"するまで。
「ド ミ ノ」から一巡り。再び、うねり始めた波の音が聞こえる。

今回のツアー、周囲からは「まさよしさん」と呼ぶ声が一番多かった。
初期は関西ファンの比率が高く「まさやん」が当たり前。いつの間にか「まさよし」と声高に叫ぶ人達が増えて…今や、「山崎さん」「まさよしさん」。自分の年齢と重ねて(笑)、時の流れを感じずにはいられない。

そんな貴方が3年ぶりに世に放ったオリジナル・アルバムからは、1曲目、いきなりデビュー当時の香りが立つ。当時の勢いが透けて見える。そして、
恨む(笑)
少なくとも今回は、セオリー通り、アルバム出してからツアー回って欲しかった。(歌詞の細部までLiveで聴き取るのは、貴方の声質では、残念ながら無理である)
全てを聴き終えて、尚更、その想いは確信となる。
貴方の詩をLiveでしっかりと噛みしめたかったなぁ。

ただ、反するようだけれど、Liveで聴けなくとも、じっくりと想いを寄せてタノシメル、良質のアルバムでもあると思う。全体の流れも自然だ。

前置きが長くなったけれど、個人的に印象に残った曲を拾ってみたい。


画像  〜3.バビロンの住人〜

未だ携帯を持たない山崎氏からすると、ネットの世界は「バビロン」にまで形容されるのか(苦笑)
「コーヒー・ルンバ」のようなメロディラインで、ゆらゆら煙がくゆるようなレゲエ。でも、歌詞からすると、踊るのはベリー・ダンスだ。


  〜4.深海魚〜

好きな楽曲だけど、このアルバムの中だと、音が薄い。箸やすめ、みたいな…


  〜6.五月の雨〜

これは、Liveの時も飛び抜けていたけれど、アルバムを聴いて、泣けた。
(創作中は全く予期できなかったろうけど)例えば、清志郎さんとのお別れと(私の中では)重なったりして…

♪泣かないことより むしろ君の為にそして僕の為に
 前を向く強さが欲しい、、、


♪だけど悲しくてバラバラになりそうな

♪今もまだ受け入れられないんだ 君が去ってった事
 なぜなのか教えてくれないんだ 空に尋ねてみても


この楽曲のインパクトが強過ぎて、『このアルバムのテーマは「別離」かな?』と、(アルバム発売前の)Liveの時には考えたくらいに・・・

「別れという経験からある人を思う時、僕の場合はその人の声が記憶に強く残っているんですよね。」と、山崎氏自身がYahoo!の特設サイトで解説しているが、発想力に乏しい私なんかは、"One more time,One more chance"の彼女と重ねてしまったり・・・たぶん、これは山崎史上、存在感を示してゆく楽曲になるだろう。例えば、「振り向かない」のような。


  〜8.Change the World〜

クラプトンのカバーではない。
こういう楽曲を歌える・・・大人になったのね(笑)という歌。(Liveで聴いた時は、収録曲とは思えなかった)


  〜9.Exit〜

歌詞と、かっこいいギター・リフ。さらには、スライ&ザ・ファミリーストーンのようなビートが上手にマッチ。
この記事の冒頭に書いたけれど、ようやくフッ切れた山崎まさよし(将義なのか…)を感じる。


  〜10.ロンサムライダー〜

新しい時代の・・疾走感がちゃんとある、山崎流、テケテケ・サウンド。
ベンチャーズのは嫌いなんだけれど(笑)前がかりで、ちょっと荒れた(投げ捨てるような)歌詞が、らしくて○。


山崎まさよしという存在は、不思議と奥田民生や斉藤和義よりも異色だ。
誰からも「普通の兄ちゃん」と感じられるのに、である。
だから、万人向けではない。
ただ、このアルバムは良い!
じっくりコトコト煮込んだシチューのように、多くの人を温めることのできるものに仕上がった。

万歳!山崎まさよし。
そして、『ありがとう、まさやん!』

PS.可能なら、SHM-CD仕様の初回限定版でお聴きください。


*** Yahoo!の山崎氏自身による全曲解説→を記載します***

◇アルバムタイトル『IN MY HOUSE』とは?
『マイシューズ』という曲があるんですが、曲に靴をはかせるイメージで、いろいろな人に、多くの場所に届けたい。そしてそれらの靴が集まるところ=「家」がイメージです。自宅のスタジオ(ジンジャミエールスタジオ)で作ったというのも含みます。

1.マイシューズ
1曲目はロカビリー調な楽曲を。得意分野のコード進行と、リズム感を出して、ライブでは盛り上がるかなと。ツアータイトル名「Walkin’in my shoes」もここからきています。

2.春も嵐も
春って動物も人間もあわただしく、憂うつなこともあるし、どうも手放しで楽しめない。社会人1年目とかね。嵐のように去る春をホーンとともに陽気な感じに仕上げましたが、歌詞の世界観はその逆です(笑)。

3.バビロンの住人
どレゲエを作ってしまいました。インターネットを題材とした歌詞で、ネット世界への依存度や、警告を込めてみました。これからの季節に灼熱(しゃくねつ)なレゲエは合うと思います。

4.深海魚
サラリーマンの姿を、海の底(ビル群の地上)を泳ぐ魚と見立て、真っ暗な海の底を照らす光のように、希望を歌っています。エレキギターがよく合うんですよね。

5.Greeting Melody
アコースティックギターと歌の非常にいいテイクが録れました。「贈り物」がテーマ。自分が生を受けた事と、生まれ年にはキャロル・キングの名盤『Tapestry』(邦題『つづれおり』)も出ていて、それらを重ねた音楽の贈り物となりました。

6.五月の雨
別れという経験からある人を思う時、僕の場合はその人の声が記憶に強く残っているんですよね。ひと昔前のR&B調にしっとりと歌っています。

7.追憶
今誰もやらんやろ! っていうツインリードを入れました(笑)。歌詞もこの不況下で苦しむ人や町……という訳ではありませんが、時代が合い重なってより物悲しいものに仕上がりました。

 確かラジオ(音届)では、軍艦島なんかをイメージとして挙げてました。
  消費し尽くして、居られなくなったら、人はそれを捨てて出て行かなくては
  生きられない。哀しい生き物である人間・・みたいな。
  NEWSで、軍艦島を世界遺産として残し、人類への警告を発信したい
  と言っていた方々の想いとは重なるようで異なるのだろうなぁと
  思います(by Cacao

8.Change the World
いきなり曲調と声色が変わってびっくりするかもしれませんね(笑)。のどをつぶしてしまった時に、自分への戒(いまし)めと教訓として、トラックに残しました。

9.Exit
こちらはもろロック色を出してみました。こういうのはリフが命ですからね。作曲段階でリフが先に出てきて、そこから作っていきました。

10.ロンサムライダー
若さのダウンピッキング!? アウトバーンを気がつけばひとり疾走しているという歌です。ライブで歌いながらのダウンピッキングはたぶん無理ですね(笑)。

11.真夜中のBoon Boon 
サラリーマンの悲哀を歌いました。ちょうど自分と同じ年代の方々にしみるはず。思いをのせてバットをフルスイングするしぐさと、ブルース色が入ったリズム感になりました。

12.ア・リ・ガ・ト
実はこれ、サルのおもちゃが歌っているという歌で、子どものころに大切にしていた何かを、大人になるにつれ失っていくさまを歌っています。大サビからは生ドラムに差し替えています。

13.Heart of Winter 
スティービー・ワンダーのシンセベースをイメージして、冬の“暖かさ”を表しました。冬生まれの自分にとって、冬のイメージはシャッフルのこのノリなんです。

***

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
Cacaoさん、ご無沙汰してしまいました。お元気ですか?いつもCacaoさんの記事には、しみじみ納得するのですが、今回のこの記事には特に共感を得、私の言いたいことを本当にうまく言葉に表してくれてうれしく思いました。思いが強すぎて、このアルバムや山崎さんに対するコメントを自分のblogに書けないでおりました。このごろの山崎さん、心配でした。このまま自分らしい歌を作れなくなってしまうのでは…と。しかしこのアルバムを聴いて、彼は出口を見つけたんだなとほっとしました。人の心を温められる、味わい深く、おかわりしたくなるじっくり煮込んだシチューのようなアルバムに満足しています。「5月の雨」の喪失感は本当にしみじみいいですね。
nokogirisou
URL
2009/06/15 01:51
nokogirisouさん、コメントありがとうございます。

>思いが強すぎて、このアルバムや山崎さんに対するコメントを自分のblogに書けないでおりました。

お気持ち、よ〜く、わかります(たぶん‥)

>このごろの山崎さん、心配でした。

まったく、ねぇ(本人が、どう言い訳しようとも)

>しかしこのアルバムを聴いて、彼は出口を見つけたんだなとほっとしました。

そうなんですよね(記事にも書いた通り)
30歳の境から、かれこれ○年も漂ってたのでは?と感じます。しかも、おめでたいことに、事務所の後輩達の活躍に、尚更揺れていただろうと…

これからの活動こそが、彼の真価を表するものになるのかも?と思っています。
 
Cacao
2009/06/21 16:02

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