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zoom RSS TORINOへ咲き競う花達から【荒川静香の新たな「美」】

<<   作成日時 : 2006/02/25 00:50   >>

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静香さま。オリンピックメダル、おめでと〜!そして‥
私達の夢も叶えてくれて、ありがとう!本当に嬉しいです。
音楽を純粋に表現したいという「想い」と貴女の「技術力」が見事に結実しましたね。
そして、果敢にジャンプにチャレンジしてくれた美姫ちゃん、心痺れる滑りで画面に釘付けにしてくれた村主さん、貴女達の涙もいずれ美しい結晶となるはず。また、がんばって下さい。

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画像終わってみれば…
表彰台は、両端が赤、真ん中を青いコスチュームで彩られ、開会式にパヴァロッティが歌った「トゥーランドット」で滑りきった荒川静香が「金」‥と。まるで運命だったかのような結末だった。
それにしても…
ロシアの、「TORINOフィギュア制覇」と「女子フィギュア初の金メダル」を自らの手で逃してしまったスルツカヤの、痛々しいまでの表情は忘れられそうにない。

荒川静香には、総理大臣顕彰が検討されているらしいのだが、彼女はもちろん男子フィギュアの高橋大輔も支えてくれたニコライ・モロゾフコーチにも、しかるべき感謝を表すべきなんじゃないだろうか?
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* - * - * 1/29の記事より * - * - *

2/10から、いよいよトリノオリンピックが開幕する。スケートへの熱き「想い」と抜群の集中力でソルトレークに続いて臨む【村主章枝】、華のあるジャンプと「笑顔」の愛らしさで国民を魅了する【安藤美姫】、そして、私がずっと心を掴まれ続けて来たのは【荒川静香】。彼女の頭の天辺から爪先までの「研ぎ澄まされた美しさ」が、しなやかに氷上に映されてゆく様が好きだ。長野でふるわず、ソルトレークは逃し、2004年の世界選手権では名実ともに「銀盤の女王」に輝いたものの、トリノに向けては、大きく立ちはだかる「新採点法」の壁を、「美を保ったまま」突き崩せるか?の闘いの中にある。

画像「レイバック・イナバウアー」
彼女の得意技であり、彼女を象徴的に表すとも思えるもの。難しいスパイラルなら保持する時間(秒)を稼ぐほど、レベルは高いと認められるのに、イナバウアー(※)の場合、この美しい姿勢を長く保って観客の瞳と心を喜ばせたとしても、「新採点法」では何の加点も得られない。
それを知ったのは、ここ半年のことだった。

もともとフィギュア・スケートは大好きなので、「ビールマン・スピン」の生みの親、デニス・ビールマンの現役の演技も見守って来た。回転軸が垂直でない傾向の彼女は、規定やショートプログラムで下位に着くことが多かったが、それをフリー演技において、自らのビールマン・スピンで逆転してゆく様子には本当に興奮させられたものだった。
あるいは、カタリーナ・ビット。舞台でも見ているように、美しく叙情的そして情熱的な彼女の演技は、まさに氷上に咲く大輪の「華」であり、(私の中では)未だ彼女を凌ぐ演技力で魅せる女子シングルのスケーターは居ないように思う。

彼女達が活躍できた時代には、フィギュア・スケートでは「芸術性」が自然に尊ばれた。確かに芸術面というスケールはあいまいで、世界という大きな枠の中でジャッジを行う場合には、私見、思惑、疑念‥等々を拭い切れない。けれど、スピード・スケートよりフィギュアが好きな私のような人間にとって、ガチガチの採点基準によって、美しい「流れ」や「間(ま)」を断ち切ってでも、加算の望める技を次々に放り込まなくてはいけない新しい採点法は「悪」だ。

2005年、グランプリシリーズを見守りながら、チグハグな印象を受ける荒川静香の演技と、得点の伸びないスコアボード、彼女の気落ちした表情に、胸が痛んでいたのだが、解説席からは「新採点法に向けて」対応している最中という言葉が常に聞こえてきた。
そして、目を見張ったのが、2005年全日本選手権でのショートプログラムの演技とスコアボードだった。ファンながら思ったのだ。「何で、こんな高得点なの?」と。確かに失敗は無く、予定していた技は盛り込まれ、まとまった印象を受けたのだが、スピンの回転は遅く、流れに彼女の美しさが、あまり感じられなかった。
不思議に思いながら、ビデオを巻き戻してみて…わかった!この日、女子シングルの中で、彼女だけが、常に演技をしながら滑っていたのだ。助走らしきものを全く取らず、技を織り交ぜていた。

もう、シロウトの感覚だけでは、フィギュア・スケートを楽しむ時代ではなくなったのだと、この時に実感した。

但し、救いはある。
「ジャッジが静香のイナバウアーが見たいと言っている」というやり取りがTVに映し出されたくらい…フィギュア・スケートに寄せる「想い」は、薄っぺらな数字だけで計れるものじゃないのだ。
そして、荒川静香自身、今は、「彼女らしい」「美しく、強い」スケーティングを目指し、オリンピック直前に拘わらず、コーチさえ変えて、表彰台を見据えている。

そして、私も、トリノに向けて、少し勉強しようと思っている(笑)。
まずは、ジャンプの種類について。「アクセル」が「〜回転半」のようなものだという以外、恥ずかしながら、よく分からない。「ルッツ」「サルコウ」「フリップ」「トウループ」…解説者の口から何度聞いていても、映像とは全く重ならない。
幸い、TORINO2006特集ということで、→朝日の特集サイトみたいなものもオープンしているし、→フィギュアスケートのページと題し、「このページではフィギュアスケートのジャンプの種類を見分けることにだけ注力しています」のような親切なサイトも検索させていただける。
→あと、新採点法などお知りになりたい方はこの辺へ…

さて、ずっと、荒川静香と書いてきたけれど、年下にも関わらず私はいつも彼女の事を「静香さま」と呼んでいる(笑)。彼女には、そういう気品があるから…そして、殆ど彼女にしか触れていない記事になっているが、もちろん、新採点法に苦慮しているのは、村主、安藤両選手にとっても同じこと。さらには、白一点、「高橋大輔」。皆、晴の舞台に向けて着実に頑張っているだろうし、声援を送りたい。

それと、もう一人、アメリカの男子シングル、微笑みの貴公子ジョニー・ウィアー。昨年、試合中に足を痛め、泣き崩れんばかりの彼を見てどうなることかと思ったのだが、全米選手権3連覇とオリンピック出場もめでたく決定!諦めかけていただけに、本当に嬉しい!

あぁ‥だんだん、ドキドキしてきた。
みんな、がんばって〜


* - * - * 3/4 編集 * - * - *

※イナバウアー
 1957年、世界選手権で西ドイツのイナ・バウアー選手が披露。元祖イナバウアーは足を前後にずらして、足先を180度に開き横に移動する足技。それを、ここまで背中を反らせて美しく進化させたのは荒川静香らしい。TORINOのフリーでは、2位に収まったサーシャ・コーエンも負けじと(?)レイバック・イナバウアーを入れていたが、格が違った。
ただ、3月現在、お祭り騒ぎの延長のまま、荒川静香の名前を入れ特別な技として認定してもらおうとする働きかけは…どうなんだろう?
 

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タイトル (本文) ブログ名/日時
TORINO開会式〜やっぱり、♪パヴァロッティ!〜
潔く真実を届けるようなカレーラスの声、ダンディで雰囲気のあるドミンゴの声。でも、やっぱり、私は豊かな大海原や恵みある大地を思わせるパヴァロッティのテノールが大好き。オノ・ヨーコの"Imagine PEACE !"というスピーチに潤々しながら、ピーター・ガブリエルと一緒に歌いながら…私は彼の出番を信じて待った。 ...続きを見る
私を生かすRipple
2006/02/12 21:16

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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
記事に関係ない話題で、失礼します。
先ほど知ったんですが、ミカ・バンドが復活のようですよ!ボーカルに「木村カエラ」嬢を迎えたそうです。
楽しみが又増えました。
本日より追跡調査を開始いたします(^^)
shuuma
2006/01/30 21:40
すぐに思ったけど、荒川静香が写真の花(雪割り草?でもないか・・)より、派手で芯の強い人なんだろうな・くらいの興味しかありませんでしたが、このたびの熾烈な国内での最終選考で見せた村主(すぐり・読めん!普通)の魂のこもった表情まであるような演技で、コレがスポーツ種目であることも、なんか・・無理ありませんか?技で競うなら、真央ちゃんやらが、より高く、より軽やかに飛んで回っているのは、私の目でもわかるもの・・。荒川静香は
今回、私もトリノで結果を出すと思う。オリンピック競技として、人気だけでない実力を見せつけてくれると思う。
あなたほど研究はしていませんが、若い女と子供にはきびしい毒をもる熟年女も一目おいています。が、ほんとうに好きなのは、惜しくも選考にもれた中野ユカリ。技もキレも素直な表情も、ピュアなスポーツ選手やと思うんやけど・・。
madam.M
2006/01/31 14:22
shuumaさん、ど〜もオソクナリマシテ。

〜記事とは関係ないコメント返しです〜
ミカ復活の噂は存じてましたが、私もこの日の昼にネット記事で「ほぉ〜!カエラちゃんとは、ぶっとびー」とにんまりしてました。同じニュアンスの発言を加藤和彦さんがされていたので(笑)「やっぱり〜」…みたいな。幸宏さんが「(彼女なら)後ろでじっとしてていいな」ってのが、らしくていいわぁとか。とにかく、2/25のCMソングO.Aが楽しみです!
 
Cacao
2006/02/04 13:54
madam.Mさま、コメントど〜も、です。亀レスお許し下さい。

写真は買い物の付録でもらったサイネリア(和名は富貴桜(フキザクラ)とか‥)です(苦笑)。もちろん、私の静香さまへのイメージとは異なりますが…狭い空間を奪い合うように個々の花が花弁を拡げる様に、今回の女子フィギュアの充実ぶりが重なりました。
それは、母親の介護と自らの難病と闘いながらも、女王然として来たイリーナ・スルツカヤも含めて…
そして、そのスルツカヤを満面の笑みと「ノー・ミス」の素晴らしい技で今年のグランプリで破ってしまったのが、真央ちゃんでした。スケートに興味のない母でさえ、彼女には見入ってしまいます。また、こんな人が埋もれていたのだとビックリさせられたのが、中野友加里さんでした。彼女の正確で人肌を感じさせる演技も魅力的です。←父親がとてもお気に入り。個人的には、彼女の旬はこれからだと思ってますし、今回代表に選ばれたら、安定した成績を残せるのは彼女かもしれないと(実は)思ってマス。
Cacao
2006/02/04 13:57
(続)
とにかく、今回の日本女子フィギュアは贅沢な悲鳴をあげるしかないのです。今年の日本選手権の主要選手の完璧な演技には唸るしかなかった。恩田さんの気持ちなど、図るに忍びない。

そして、結局。私は、♪ただ、ただ〜♪静香さまのファンなのです(苦笑)
 
Cacao
2006/02/04 13:58
いやー何度見ても涙がじわーっときます。
点数や技術を超えた美がありました。
undergroundman
URL
2006/02/26 01:03
undergroundmanさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。

>点数や技術を超えた美がありました。

そうなんですよね〜。そういうものを認めてほしいと言うか、フィギュアの世界において残してほしいと思ってました。
今回の採点においては、イナバウアーも「滑り」自体の技術力の結晶として評価されたのではないか?と密かに考えています(笑)

それにしても、エキシビション、良かった。静香さまの、たっぷりと時間を使ったイナバウアーも、ヴァイオリンの生演奏から始まり、最後までお楽しみ一杯の演出も、最高!でした。
 
Cacao
2006/02/26 19:56
今、TVで静香さんの特集をやってます。
見ながら書いてます。
Cacaoさん! このページは素敵ですね!
私が初めて色をつけたのが静香さんへの
おめでとう記事でした!
メイママ
URL
2006/03/01 14:20
メイママさんへ
誉めていただけて嬉しいです。フィギュアの美しさを汚さない程度には頑張らなきゃ・・みたいな(笑)
あとで、「おめでとう記事」訪問させていただきま〜す。
 
Cacao
2006/03/01 18:49
こんばんは。トラックバックとコメントありがとうございます。
あの記事は熱狂的なしーちゃんファンの常連さんにプレゼントした記事なんです。
私はミーハーなのですが、安藤さんには特別な思い入れがあります。話すと長くなるので省略。笑

最近は韓国のキム・ユナちゃんにも夢中!

荒川さんのトゥーランは何度録画を見たことか・・。
あの歌の歌詞そのものが彼女の気持ちだったんだと思います。

ビールマンさんをリアルタイムですか!私は小学生の頃、彼女のことを書いた漫画をよく読みました。
レイバック・スピンほど女性を女性らしく美しく魅せる技はないと思います。
太田由希奈さんをご存知でしょうか?
彼女のスケートは芸術です。
ホル
URL
2007/10/04 21:44
ホルさん、ど〜も!

>最近は韓国のキム・ユナちゃんにも夢中!

いいですよね〜、彼女。私も好きです。

>太田由希奈さんをご存知でしょうか?
彼女のスケートは芸術です。

彼女もレイバックイナバウアーがお上手な方なんですよね?残念ながら拝見した記憶がないのですが…そうですか、「芸術」。心に留めておきます。

そう言えば明日から「日米対抗フィギュア」というのが2日間TVでO.Aされるようで…ジョニー・ウィアーの健闘を祈りたいとこです!
 
Cacao
2007/10/05 21:34
コンバンハ。日米楽しまれましたか?ウィアーはロシアっぽかったですね。ヘアスタイルも似合っていました。相変わらず綺麗な動きでした。

そして今回お披露目となった安藤さんの「サムソンとデリラ」より「バッカナール」に感動しきりでした。あの曲は思い出のある曲で大好きなんです。

由希奈ちゃんは東京ブロック大会ジャンプが決らず4位に終わってしまいました・・。今期全日本に出れるかどうか・・。頑張って欲しい。

中野友加里さんがとてもよい演技だったようです。大技トリプルアクセルも見事成功しました。
ホル
2007/10/10 21:56
ホルさん、こんばんわ〜

フリーはビデオに撮ってたのに、そのビデオがデッキに絡まって…(泣)ウィアーの演技は見れませんでした。でも、最後まで笑顔に見えたので、ここ最近の不調からするとまぁまぁだったのかなぁ、と。

>あの曲は思い出のある曲で大好きなんです。

そうなんですか〜、それは今シーズン、ずっと楽しみですね!相変わらず、衣装も素敵ですし…
美姫ちゃん、右肩の脱臼が癖になりかけているようで心配ですが、精神力はそれに勝っているように見えるので、がんばってほしいです。確か、彼女はアメリカ大会とは相性が良かった気もするし、これからですね!

>中野友加里さんがとてもよい演技だったようです。

中野さんの奥深いとこから滲み出る艶には期待してま〜す。

それにしても、今回のエキシビションを見て、あらためて真央ちゃんの色々な意味での才能を想いました。
高橋くんのショートも凄いものになりそうですし…またまた、今シーズンも、トキメキをもって、み〜んなを応援できるようで、嬉しいかぎりです。
 
Cacao
2007/10/10 22:21

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