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zoom RSS きのはち 【宙(そら)】

<<   作成日時 : 2006/03/05 14:50   >>

驚いた ブログ気持玉 5 / トラックバック 1 / コメント 9

画像なんか‥最近、日本人の固まりがカッコ悪い、気がする。荒川静香はもちろん素敵、相変わらずイチローが眼差しを向ける先は果てがない。でも、彼らに群がる凡人としての私達は…?と、そんな想いの捌け口を探して、「尺八」の音色を取り出してみる。かなり、お薦めの作品。
'03年5月発売のきのはち1stアルバム。当時のTV主題曲も含み、今もよくBGMとして、2ndアルバム共々使われている為、『あぁ、これか』と思われる方も少なくないだろう。


テンションが落ち気味で、なかなか新しいアルバムを聴く気になれず(苦笑)、まともなCDレビューもしてませんが、久々に、少し興味深い事に辿り着いたので、ご紹介。

「きのはち」(2ndから「き乃はち」)という尺八演奏家は、故・佐藤錦水を祖父にもち、琴古流・三橋貴風に師事‥とか。(ちなみに尺八は、他に「都山流」)お祖父さんの名前から二世・佐藤錦水 事 佐藤英史の公式HPへ辿り着くと…さぁ、耳を澄ませてみて下さいね。
尺八とエレキギターとドラムのジャズ風のセッションが聞こえて来ますよ!

CDでは、きのはちさんは'71生まれとなっていますから、この'65生まれの佐藤英史さんは、CDの中で言及されている「兄は長男ですから祖父に尺八で殴られながら鍛えられていた」お兄さんなのでしょう。


ここで聴ける「音」は、これはこれで、ブルージーで、かなり来ます。個人的にはChickenshackを思い出します。
しかし、アルバム「宙」で尺八の音が伝えて来るスケール感、パッションとは異なります。ある時はゆったりと、ある時は疾走感たっぷりに尺八の音が吹きぬけ、心の中を旋回します。

また、「艶舞」では、尺八だけでなく篠笛でも福原百史という号を持つお兄さんが、参加されてます。さらには、Bassに美久月千晴さんも(最近は、Bank Bandのメンバーでもありますね)


全体の流れで聴きたい作品ですが、導入役の「宙へ」の耳馴染み良いが飽きが来ないメロディと天に向けて放たれる息遣い、「艶舞」の、大陸の大地を吹き抜ける風を思わせる躍動感、虚無僧の佇まいを彷彿とさせる「呼び竹・受け竹」、ちょっとCALMの音を思い出すような‥坦々と静かな力を感じる「渓谷の風」、尺八という古風な楽器を意識させず、しかし、その音でしか表せない「木漏れ日」の温かさなど、この辺りは特にお薦めです。

翌年には、「き乃はち」として「粋(-IKI-) 」というアルバムも出してますが、1stに比べると、少し、迷いが漂っている気がしてしまいます。


お兄さんが世界的な評価を受けたアルバムに「東風」があり、この「宙」が東風レーベルであることは偶然ではなく、尺八は古(いにしえ)の日本の「風」の音なのでしょう。
少し、目を閉じて、自分の中のDNAにでも(笑)語り掛けてみたいものです。



01. 宙へ(そらへ)
02. 空谷の音(くうこくのね)
03. 艶舞(えんぶ)
04. 一滴(ひとしずく)
05. 呼び竹・受け竹(よびたけ・うけたけ)
06. 渓谷の風(けいこくのかぜ)
07. 木漏れ日(こもれび)
08. 秋の扇(あきのおうぎ)
09. 偶感(ぐうかん)
10. 遇対(ぐうたい)


PTCK1001

* - * - * 追記です 2007.2.14

「きのはち」というキーワードでこちらへ訪れてくださる方が思いのほか多いのです。
ソロアルバムこそ最近は出ていませんが、がんばっておられるようですね! →き乃はち公式サイト

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藤原道山 【かざうた】
『音楽って、いいなぁ』と思った一週間。ふだん聴かず、棚に収めたCDも取り出した今週だったが…新しく手元に届いた尺八奏者の藤原道山の「かざうた」は収穫だった。 私には似合わないが(笑)、尺八というよりフルートの音のように、軽やかで気品に満ち、優しく爽やかに心の中を吹きぬけた。 さらりと流すのではなくて、少しだけ耳をそばだてると、きっと貴方の周りの景色が変わりますよ!「もらい泣き」「島唄」などポップな楽曲も取り入れているが、ぜひ彼が作曲したものを聴いてほしい。 ...続きを見る
私を生かすRipple
2006/04/22 22:16

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
私の拙いBlogにコメントいただきまして、
ありがとうございました^^

それにしても、Cacaoさんの音楽に対する
造詣の深さが現れているレビューですね。
「全体の流れで聴きたい」には全く同意します。

またときどき遊びに来ますね^^
SLEEPY
URL
2006/03/05 22:30
私も、SLEEPYさん同様、コメントいただきましてありがとうございました。
最近、ブログ離れをしていました。そんな私にコメントをいただけて、また、ちょっとばかし、復活して書き始めようと思いました。Cacaoさんのおかげだったりします^^

主に電子音の仕事をしているので、きのはちさんのような暖かい、自然の音のような楽器には心打たれます。日本の風の音かぁ…うん、納得です。

URL
2006/03/06 11:07
SLEEPYさん、娘さん
おいで下さってありがとうございます。

SLEEPYさんへ
拙い‥だ、なんて。そんなことないですよ。私が貴方より長く生きて来ただけで(苦笑)大体、私も好き放題書いてるだけですしね。

>朝霧の中戦場で待機する数万の足軽を従え、
>本陣で腕組みして時を待つ武将の姿まで見え
>る。

(↑拝借して来ました。)この表現は、私には絶対できませんもの。

娘さんへ
「自然の音」…そうですね。まさに。
暖かさという意味では2nd「粋」の方が良いかもしれませんね。
私のおかげってのは大げさですが(笑)…きっと少し気力が戻られたのでしょうから、どうぞ、ブログを楽しまれて下さいませ。
 
Cacao
2006/03/07 22:52
コメントありがとうございました。
まさか、ブログを見てコメントいただけるなんて思ってもいなかったもので・・・。今、パソコンを久々に見たしだいです。
急ぎにて、簡素ではありますが・・・。
また来ます。
素浪人
URL
2006/03/10 17:34
素浪人さん、お越しいただいてありがとうございます。
コメントさせていただいた記事の内容とは直接関係ないなぁと思いつつも…このCDを表記した「気持ち」の部分は、なんとなく似通っている気がしまして…それに、素浪人さんが載せている写真が私好みなんですよね。
 
Cacao
2006/03/11 11:07
すみません、宙へという音楽はNew Age Music ですか。
ごめんなさい、日本語が下手のだ。
暁風
URL
2006/08/23 02:00
焼風さん、こんにちは。コメントありがとうございます。大阪在住の中国の方ですか?素敵なサイトですね!
「宙」は、半分はNew Age Music、半分は違うような気がします。
New Age Musicということなら、(上で)この記事にTBしてある、藤原道山の「かざうた」の方が合致するのではないでしょうか?
 
Cacao
2006/08/24 00:43
うん、私は中国から留学生です、よろしくお願いします。私はきのはちさんの「一滴」の資料を探す時Cacaoさんのblogに入ってきました。こちに勉強になったので、どうもありがとうございました。
Cacaoさんの記事をよんだあと、「かざうた」CDを買ってきて、日本の素晴らしい音楽を体験したいです。

暁風
URL
2006/08/24 02:30
暁風さん、すみません。私は貴方のお名前間違って呼んでますね。とても美しいお名前なのに…

少しでもお役に立って良かったです。
私もNew Age Musicという分類があるのを初めて知り、勉強させていただきました。
こちらこそ、また、よろしくお願いします。
 
Cacao
2006/08/24 12:10

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