私を生かすRipple

アクセスカウンタ

zoom RSS Thomas Dolby 【Retrospectacle】

<<   作成日時 : 2007/01/21 17:37   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 3

画像トーマス・ドルビーのベスト('80〜'91)です。
昨年、幸宏さんのライヴでHer Space HolidayMarc Bianchiくんを見ていて無性に聴きたくなってきたのが、彼の音楽でした。と言っても、私にはアルバム"The Flat Earth"(水平球)'84のTAPE音源しかなく…このCDを買い求めました。
そして、やっぱり、期待は裏切られませんでした。

なぜ、私が過去にトーマス・ドルビーを聴くに至ったのか覚えていません。しかし、このCDの購入とは別に、昨年末、何度か聴いていた坂本龍一「メディア・バーン・ライブ」'85の中でも演奏されている"Field Work"は坂本さんと彼のコラボレーションシングルであったことを考えると、きっと、そういうアンテナを通してなのでしょう。
この記事を書くにあたり、検索したところ、彼は今も自分なりの音楽活動を続けているらしく、なんとなく嬉しい感じです。→Thomas Dolby' Blog
坂本さんのことにも言及がありました
彼の性格なのか、丁寧で親しみを感じるブログで好感が持てます。


さて、このCDについて、簡単ですが、私なりに触れてみたいと思います。
まず、大体、'80〜'91の作品が制作(発表)日順に並べられていて、彼の足跡、心の過程を体感しながら聴くことができます。


◇01. Europa and the Pirate Twins

この打ち込み系のテンポの良い曲にハープのアクセントが心憎い!(さすが)

◇02. Urges

地味なのですが、なんとなく…いつかの坂本さんっぽい感じがします。

◇03. Leipzig
 
わずかですが、QUEENのように高音に昇華してゆくようなメロディラインと、それに少し遅れてバックのビート音が螺旋のように絡まって、微妙なバランスを保ってます。

◇04. Windpower

この辺から、私の聴いて来た"The Flat Earth"(水平球)の雰囲気が漂って来ます。
意外とシンプルだけれど、色々と特殊ある音色がうまくmixされていて、タイトル通りの吹き抜けの良さと、心の強さを感じます。ドラムもいい感じ。

 Scattter the seed and furrow in our land
 The future is roses! roses!

 Switch off the mind and let the heart decide
 There is no enemy! 

 Lift up the hearts of this your only tribe
 We're a continent

◇05. Airwaves [7" Version]

何か似たメロディがあったような…それは抜きとして、

 People never read the airwave
 
 Airwaves - the dampness of the wind
 The airwaves - the tension of the skin
 The airwaves I really should have seen through

切なくなる詞です。

◇06. She Blinded Me With Science

意味深長な歌ですねぇ。私は深く触れないでおきます(苦笑)

 When she's dancing next to me
 "Blinding me with science - science"

◇07. One of Our Submarines

ビートの利かせ方、全体のサウンドも06に似ている気がします。
歌詞の内容からすると、出会いと別れとして、対になっているのかもしれません。

◇08. Screen Kiss

もう、この楽曲が大好き!です。特にメロウなサウンドから滲み出る雰囲気。
畳み掛ける"Screen Kiss"という切ない言葉。
多くの人が、こんな気持ちになることを経験したのではないでしょうか?
そういう蒼い魂を感じる歌です。

 You and I could be a mile above the earth tremors
 Hold to me and we'll climb

◇09. Hyperactive!

そして、代表曲とも言えるこの楽曲。まさに、元気一杯!
こういう、カオスがマグマのように活動的に、一ところに留まっていない感じが、彼の証明であり、今までも、一貫して彼を支えて来たのでしょう。

◇10. I Scare Myself

08から次の曲までが、「水平球」からの選曲。
その中で、音楽的にも詩の内容にしても、これが一番、繊細で、静かな情熱を秘めている気がします。
少し、フラメンコ調だったりするのが効果的です。 

 I scare myself just thinking about you
 I scare myself when I'm without you
 I scare myself the moment that you're gone

 …

 I scare myself - it's some kind of voodoo ...
 And with that voodoo
 I keep thinking of you

 …

 But it's so so very defferent when we're together

"voodoo"という言葉の響きなど…取り方によっては、こわいかもしれない。
でも、添えた音楽のクールさが、聴き手に共感を促せるレベルに収めています。

◇11. Flat Earth

一人一人が、ますます心に留めたいメッセージです。

 Please remember ...
 The earth can be any shape you want it

 And in time you'll come to understand
 This flat old earth is in your gentle hands

◇12. Pulp Culture

このCDの収録曲で言うと、11から、この12の間に、坂本さんとのコラボレーションシングル"Field Work"が発表されたことになります。
これは、少しラップのような…幾分、彼の存在感の希薄な作品かな。
苛立ちとあきらめに満ちている。

◇13. Budapest by Blimp

静かで哀しみが漂います。
この辺から、比較的オーソドックスでシンプルなサウンド創りになってきている気がします。

 Turn into mist on evening dew
 
という歌詞の情景が見えます。
美しいものが隠されてしまった、ような…

◇14. Cruel

女性ヴォーカルのウェイトが高く、さらに、彼の声と絡まって、軽目でロマンティックで美しく仕上がってます。
短いですが、このCDの中では、印象に残る楽曲の一つです。

◇15. Close But No Cigar

これまた、なんとなく、学園風の変わった楽曲。12以降、彼の音楽性の変化(より、分かり易い風に変化)しているのが、じわじわと感じ取れます。
音色に対するこだわり以上に、大切なものが彼の中に芽生えたとでも言うようです。

◇16. I Love You Goodbye

出だしのピアノソロの美しく跳ねる感じは、とてもインパクトがあります。これも、どこか坂本風(笑)。そして、所々に入るフィドル(≒ヴァイオリン)と醸し出すフレーズ、音色がとてもいい。と言うか、こういうサウンドは、私の大好きなもの。(密かにアイリッシュに憧れているので…笑)
 
 The kind of places you took me
 Like the time we stole a Datsun
 And drove all night to the everglades
 Until we crashed it in a big electric storm
 And stood there listening to the bayou rain

この後に蛙の鳴き声のような音が入ってるんです。

生音をふんだんに盛り込んだ感のあるこの楽曲。それが締めというのが、新しく彼の好ましいと思えた「未来」への繋がりを想像させてくれるようです。
 
※以上、引用した歌詞は、全てトーマス・ドルビー自身の作詞となっています。


よろしけれは、→視聴
  

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
ドルビー懐かしいですね!!いまはどうしてるのかな。。
このアルバム、、思い出したのでさっそく回想してみたいと思います。
isa
URL
2007/01/29 12:57
トーマスドルビーはThe Golden Age of Wirelessをこないだ、データで購入しました。矢野さんが参加したアルバムです。CDはそれ以降の3枚ぐらいは持っています。いずれワールドに出てきます。(いつになることやら・・・)

ほんと、彼は今どうしてるんでしょうね。
joyuki
URL
2007/01/29 18:53
☆isaさんへ

懐かしいですよね。でも、今聴いても、気持ち良く入っていけます。
まぁ、私にとって、後半は「?」って楽曲も多いのですが…
ドルビーさん、ブログ覗いてると、健康的で家族と一緒に楽しそうな感じがするので、
良い生き方に落ち着かれたんだなぁと思うと、感慨深いです。

☆joyukiさんへ

ここにも、サンキューです。

>いずれワールドに出てきます。(いつになることやら・・・)

すっごい楽しみです〜
気長にお待ちします!
 
Cacao
2007/01/30 08:16

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
Thomas Dolby 【Retrospectacle】 私を生かすRipple/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる