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<<   作成日時 : 2007/06/04 22:08   >>

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Liveを収録したCDということもあり、いつもの調子で、どーのこーのと言うのには、(より)ソグワナイ気がします。
★Jeff Beck【Official Bootleg USA '06】
 そして、
★サディスティック・ミカ・バンド【Live In Tokyo】
 どちらも良作です。

 ◇

Jeff Beck に関しては、その圧倒的なライヴ・パフォーマンスは周知の事ながら、ご存知のように、ご本人の意思により正式な形でのライヴ音源が殆ど残されていない状態。
日本では正式な形で発売となったこのCDにしても、元々は彼のオフィシャルサイトからブートとして発売されたもの(2006年4月録音)
熱心な方々は、すでに輸入して聴かれていて…それと内容は同じらしい。私は日本での発売を、信じて待ってました(笑)
"Live Beck!"にしても、この作品にしても、日本人のJeff Beck ファン層の厚みと大いなる支持があればこそ、他国にはない形、公式リリースが実現されているという点で…なんて、いい国なんでしょう(苦笑)

2005年、来日記念として発売された"Live Beck!"(Live at BB KING BLUES CLUB 2003年9月録音)は、5年前のLiveの感触がまだ生々しく残っていた私には、あまり来るものがなく…しかも2005年は最終的に2公演見て、ツアー後に2005年7月9日大阪公演のブートも入手してからは、さらにCD棚の隅に置かれるものとなってました。確かに、『Jeffらしい演奏』とは、思いましたが。


画像そして、今回の【Official Bootleg USA '06】については…
最初耳にした時、「音が太く平たい」「ゆらぎが少ない」という印象を受けました。
実にこれは、私にとっては、「Jeff Beck っぽくない」と同意語となってしまいます。
確かに、その時の気分のままに自由に曲に変化を与えながら弾いているのはいつもの通りなのですが、妙に聴き易い。落ち着き過ぎている。
例えば、それはサンタナ風のグルーヴのように感じられました。

それで、前述した2作品と聴き比べてみることに…すると、
どれもこれも、まったく異なるJeff Beck が、それぞれの中から表れました。
それは、『あぁ、そうだった』と、腑に落ちる感じ。そして、どれが好きか、なんて、比較出来なくなりました。それこそが、Jeff Beck という人の魅力。

そして、再び、この作品に絞って言うと、音の採り方において、通常のブート作品よりは、やはり良質だと思います。最近のLiveでは常連となってきた、かの"Over The Rainbow"は、かなり、こなれてJeff風になって来てます。(音が飛ばされてるというだけではないですよ…苦笑)あと、CDの背面には記述が無いのですが、Jeff のお好みの1曲がちゃんと入ってます。
総じて、大人っぽい雰囲気のLive音源として、Jeff Beck ファンには、貴重な一枚となることは間違いありません。
いえ、Jeff のファンでなくとも、これは聴いていただける作品のような気がします。

収録曲などはこちらでご確認下さい→




画像サディスティック・ミカ・バンド【Live In Tokyo】は、他の作品と照らし合わせてもバンドの表記名に悩んだことでしょう。
2枚木村カエラによって再々結成を成し遂げた、Sadistic Mikaela Band live (2007/3/8)の音源、3枚目1975/09/21 初代ミカ・バンド(Sadistic Mica Band)の共立講堂におけるLive音源

最初の2枚。これは、参加した私にとっては、あの日の興奮を再び思い出せる音源となってます。WOWOWで見た時の『ん?』というのとは違いました。
付け加えるなら‥"Sadistic Twist"のカエラ嬢の声、聴いて下さい。シビレます。

それから、3枚目。
当時、これだけの音楽を聴かせるバンドが日本にあったのか?という驚きで一杯となりました。『生で聴きたかったなぁ』(笑)
「何かが海をやってくる」の疾走感、グルーヴなんて圧巻です!
特に、キーボードとギターの掛け合いの妙・・・素晴らしいです。
曲順からすると、『昔はやはりテンポが緩目だなぁ』と思って聴いていたのが、ここで一気に加速するのが、たまりません。続けて、黒船シリーズが、またまたLive感たっぷり。

現在、日本で、このレベルの演奏が可能なプレーヤーって、育っているのでしょうか?(ベテランの域に達した人達の層は厚いはずですが、その下の若い世代に…)
あと、一つだけ残念だったのは「四季頌歌」。愛する幸宏さんの素敵だった演奏が、CD-EXIRAの映像は闇の中(苦笑)、CDにしても、やはり、あまり伝わって来るものがありませんでした。
すっごく良かったと思うんですけれどねぇ。

これも、収録内容はオフシャルサイトでご確認下さい→


と、結構「どーのこーの」書いてますね(苦笑)


 

最後に全く違う話題です。
羽田健太郎さんがお亡くなりになりました。ついこの間、「題名のない音楽会」で元気なお姿をお見かけしたと思っていたのに…
私なんかは、たまにしか見なかったのですが、ちょっと敷居の高いクラシックという世界で活躍される方々を、グッと身近に引き寄せてくれる素敵な番組において…親しみやすい明るい羽田さんの司会が、ピッタリでした。
ご冥福をお祈りします。
 

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drummer”高橋幸宏”in Sadistic Mikaela Band 2007
― カンパーイ{%cocktail%}SMB!という夜 ― "caution!"この記事はサディスティック・ミカ・バンド最後のLiveが源ですが、ほぼ高橋幸宏さんへの♪Love sensation(from "Still Walking To The Beat")になってしまってます(苦笑) ...続きを見る
私を生かすRipple
2007/06/04 22:11
奇跡のJEFF BECK
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私を生かすRipple
2007/06/04 22:11

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
羽田さん亡くなったんですか。いつも日曜日の朝は子供たちとアニメや戦隊ものをみた流れで、これも何となく見ていたのですが・・。元気でしたよね。ニュース見てみます。
joyuki
2007/06/05 08:37
ご無沙汰です。
先越されちゃいましたネ。(笑)
UDOのイメージがイマイチだったせいか、店頭などで手に取っても他に目移りしちゃって・・。

ハネケンさんの件、残念ですね。
大好きなピアニストの一人でした。
・・ご冥福お祈りします。
elmar35
2007/06/06 08:39
☆joyukiさんへ

そうですか…「題名のない音楽会」毎週ご覧だったのですね。それは、寂しくなりますね。


☆elmar35さんへ

>先越されちゃいましたネ。(笑)

みなさん、ブートとして既に聴かれているのか…これの発売に伴う記事を書かれている方は、そう多くないように思います。

>UDOのイメージがイマイチだったせいか

そうでしたか(←手元にきれいなままのチケットが…苦笑)
私は何となく、この素っ気ないけどシャキっとした、インディゴ・ブルー(?)のジャケットが好きです。

>ハネケンさんの件、残念ですね。
>大好きなピアニストの一人でした。

振り返ると、色々な作品にお世話になっていたなぁと…まだお若いので、本当に残念ですね。
 
Cacao
2007/06/06 20:21
私も、再々結成ミカバンドの「2007ライブCD」を
買いました。本番コンサートは見られませんでしたが、
前日の(ほぼ本番と変わらない)「公開リハーサル」
も見ています。

さて、その2007版もすごいけど(高橋生ドラム!)
おまけの「1975版」録音にCacaoさんと同じく歓喜!
はじめは「ひどい録音状態だなー、こんなもん
つけるな!」と思ったけど、3曲めくらいから
ぐいぐい引き付けられる演奏力。

1975年9月21日、東京神田共立講堂、6:30開演。
32年も前、その場にいた自分がこれを聞こうとは…。
とってあったチケットを、まじまじ眺めてしまいました。

演奏は、「ミカ」の声、キーボードの今井裕、
そして『HOT MENU』からベースの小原礼に
代わって入った後藤次利の音が特徴的かな。
まぁ、ほんと、奇跡的なバンドです!
川島孝之(表参道の小さな広告屋から)
URL
2007/06/09 22:50
川島さん、お忙しそうですね、お元気ですか?

>はじめは「ひどい録音状態だなー、こんなもんつけるな!」と思ったけど

そうそう。「えっ?」…みたいな(笑)私はポータブルに移して聴いてたので、最初、うまくコピーできなかったのかと思いました。
でも、私には、再生品質よりも、時代を越えて聴ける感動の方が勝ってましたが…

今、ちょうどMDに入れてあるライヴ音源なんかを一部CD化しようとしてるのですが、1と0の信号に変換されて荒削りになってしまっても、当時の「勢い」は、自分の記憶と共に残るものです。

>32年も前、その場にいた自分がこれを聞こうとは…。

観客のお一人でしたか!うらやましー。

>演奏は、「ミカ」の声、キーボードの今井裕、そして『HOT MENU』からベースの小原礼に
代わって入った後藤次利の音が特徴的かな。

これを聴いて、ミカさんの声が苦手なのは、相対的に絶対音より低めだからなんだろうなぁと思いました(絶対音感はないのですが、私は少し高めが好きなようので)
そして、今井さんの演奏が聴きたかった!と切に思いましたね。
 
Cacao
2007/06/10 19:51

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